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第71話

「どったの?敦夢」 口を開いたのは豹だった。おそらくこいつが一番くずだ。泣かせた人間は数知れない。一夜限りなんて日常だし見た目もいいため豹からいかなくても向こうから寄ってくる 「ん~?あのねぇ。君たちが欲しがってた中くん。捕まえたから好きにしていいよぉ?」 意識を失っている中を蹴り転がす。永遠は目を見開き言葉を失う。 その姿に口を開いたのはやはり豹だった 「うわぁ…まじだぁ…まぁじ…かぁいい…」 「ごめんねぇ。顔だけは避けたんだけどさぁ体に痣作っちゃった」 「いいよぉ。この顔が好みだから」 豹は中の顔と体格をいたく気に入っていた。恋愛感情とかではなく性的対象。豹の性癖は結構癖がある。 「ん。じゃあどうぞぉ。俺はゆきといちゃいちゃするから」 中に始めに手を伸ばしたのはやはり豹で中の服を乱暴に引き裂いた 「あー…ちゃん…」 怯えるゆきの隣で事が始まる。 始めは戸惑っていた大河と永遠も意識を取り戻した中の痴態に堪らなくなり各々中を味わい始める。 「永遠。お前中くんのこと好きでしょ?だから初めては譲ってあげる」 そんな会話をしながら促された永遠が中に己の楔を打ち付けた 「あっ、ん…いや…痛いっ…痛い…」 泣き叫ぶ中の横で俺はゆきを犯していた。 こんなつもりじゃなかった…初めてはもっと優しくしたくて…誰よりも大切にしたくて…誰よりも愛したくて…何やってるんだろう… でも…泣くゆきは恐ろしく綺麗で恐ろしく艶やかで…俺の腰は止まることを知らず何度白濁をこぼしても止まれなかった。 …ゆきは誰にも渡さない…涙を流しながら許しを請うゆきの未開発の地を無理矢理にこじ開け繋がり続けた。そうしてどれくらいの時が過ぎただろう。 誰かの声で我にかえる。

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