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第73話

翌日風邪で休んだ中を動画を盾に呼び出す。熱がある?そんなん知らない。ゆきに手を出した罪は重いんだからとことん付き合わせてやる…俺を怯えるゆき。その原因を作ったお前。当然のことでしょ? 「ほーら…ゆき。しっかり見て?中くんの乱れて汚されている姿。まだ俺はゆきのこと許していないからね?」 今日はゆきには何もしない。毎日したら体への負担が大きいでしょ?小柄なゆきは壊れちゃうし。そう思って中の犯されている姿を俺の膝に乗せて抱き締めながら一緒に鑑賞してた 「ふぅ~…中くん。今日もよかったよぉ…」 豹の声で今日のお仕置きは終了。 「またよろしくね。中くん。もし俺たちの呼び出しに応じてくれなかったら愛しの睦月先輩にこれ送っちゃうから。それとーSNSにもね?」 そんなことが既に三ヶ月ほど続いていた。 本当はもうわかってた。おかしいことしてるって。中は何も悪くないって。ゆきは俺しか見てなかったんだって… 「なぁ。敦夢…」 「何?豹」 「そろそろ止めない?俺もやり過ぎた…あまりに良すぎて…でもさ…これ始めたきっかけって中くんがゆきちゃんに手を出したからって話だったでしょ?でもさ…実際は違うじゃん?」 「このままやりつづけたら…永遠も…壊れる…最近あいつおかしいんだって…永遠の母親が言ってた。毎晩魘されてるし急に叫びだしたりするし…基本的にあいつ温厚だからそんなことこれまでなかったって…」 永遠と豹は家が近所で家族ぐるみの付き合いをしている。だから何か知らないかと永遠の親に相談されたらしい 今日は永遠は昼休みごろやって来た。永遠は柄は悪いけど真面目で遅刻なんてしたことなかった。それがここ最近遅刻が増えて…授業中もずっと寝てて… 中を犯させる時だけは目がぎらついていて…やってるときは見ているこっちが恐怖さえ覚えるほどだ… 「でも…一度始めてしまったから…もうやめ方がわからない…わかってるよ…やり過ぎたことも…中がボロボロなのも…永遠がおかしいのも…どうすれば…」 そして…結局今日もいつものように呼び出しことに及んでいた…散々いかされ白濁にまみれた中は気を失い…それなのに…永遠はずっと中を犯し続けていた… 「中…俺の…中…俺を…受け入れて…中…中…中…」 壊れたおもちゃのように永遠が中の名を呼び続ける…流石にやめさせようと動こうとしたときだった 「お前ら!!何やってんだ!!」 いつもは開かれることのない扉が開いた。タイの色が紺だから三年生だ。 正直ホッとした…これで…中を…ゆきを解放してやれる… 「あたるん?…あたるんだ!!」 「てめーら!!」 一人の人が中に覆い被さる三人を投げ飛ばし、もう一人が手際よく拘束していった。拘束される時の豹と大河は心底安心したように目を閉じた。ただ永遠は必死に抵抗し中に手を伸ばそうともがいていた 「中!中…中…中…」 でも永遠の手は中には届かなかった。そして俺も拘束された…その間に一人の人はここから駆け出しどこかへ向かった 良かった…本当に…ごめんね…中…ゆき… もう…俺は…ゆきの側にはいられない…

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