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【番外編~それから~】路地裏の猫
割れ目から指が引き抜かれて、ハウっと熱い吐息が漏れた。
直後に剛直が蕾にあてがわれる。
「どんな性器が生えてくるか、楽しみですね」
路地裏に二本の尻尾の影が揺らめく。
まさか、まさかっ
「ちちちっ」
「ちんこ」
ソレ★
「ちんこが2本生えてくるなんて、ないよねっ」
珠は猫又だし~
「さぁ、どうでしょう」
クスリと笑った吐息がうなじにかかって。
「わぁ」
背後から伸びた手で、視界を塞がれてしまった。
俺の猫は意地悪だ。
ハァハァハァ
乳首を弄られて快感の熱が上昇する。
「早くぅ~」
「腰振って……気持ちいいですか?」
返事なんてできない。
お尻の穴のイイトコロに種汁いっぱい欲しいよぅ。
「私も気持ちイイですよ。生殖器をお尻でこすって……君はイケナイ飼い主ですね」
ズンっ
熱脈が内壁を穿つ。声にならない歓喜に腰が打ち震えた。
「皮剥いてあげますね」
目隠しされたまま、産まれたばかりの性器の先端を繊細な指に触れられて、喉がのけ反る。
彼岸花の花弁のように
汗ばんだ喉に紅い痕が散った。
「大好きな涼君」
君は私だけの可愛いネコです♥
〈おしまい〉
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