誰かのために己の労力を費やすなんて 勿体なくて無駄でしかないと 自分の面倒を見るのに手一杯なのに 他人の気持ちを思いやるなんて そんな余裕はないと それが正しいと思って生きてきた 全部 あなたが覆してしまった 守りたいものができるということは くすぐったくて 胸がソワソワする 時に酷く苦しくて 自分に絶望なんてしょっちゅうだ 何と言って伝えれば このおもいはあなたに届くのだろう 心も、体も この距離を飛び越えていけたらいいのに 守りたいと思う あなたの笑顔や眼差しを 傷つけてるのが 本当は自分ではないかということや 守りたいと思う あなたから 本当は守られているということ そんな僕の葛藤や苦悩は あなたの笑顔ひとつで吹き飛んでしまう もっと大袈裟なもんかと思っていたけど 手に入れてしまえば 案外そうでもなかった ああ これが 幸せというのかな