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二、まるでお飯事だと人は言う

Side:竜宮 昭親 『君の理性を縛っていたネクタイで、とろとろと蜜を流し、私を欲しそうに立ち上がる欲望を今度は縛ってあげよう。痛がる君が、甘く快感に足をよがらせるまで』 和葉さんの書かれる小説は、いつも男性が苦痛を快楽へ昇天させていく官能小説だった。

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