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第2話

いつもと同じく屋上で1人お昼を食べてたら、誰かが入ってきた 誰だろ…? いつも屋上人こないのに 入ってきた人を見て驚いた。 「美少年…」 思わず声に出してしまってハッと口を抑えた 聞こえてないといいなと思いながら、何事もなかったように箸を進める 幸運なことに聞こえてなかったみたいで一安心 すると、その人は俺に気づいてニコッと笑いかけてきた ドキッ え、なんだこの効果音 少女漫画によくあるときめき的な? いやいやときめく訳無いじゃん 男だよ?僕の大嫌いな男だよ? ってかこれ誰に向かって言ってんだろ… 考えを消すかのように頭をブンブン振って、食べることに集中した ちらっとその人を見てみるともういなかった 不思議な人だな… なんか謎の美少年 そんなことを思っていると気づけば昼休み終了の5分前のチャイムが鳴ったので 急いで食べて片付けて屋上を出た

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