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第16話
お昼はひとり屋上へ
5月の風はまだ少し冷えていて
それが今の僕には心地いい
休み時間も残り10分ほどだけど
弁当の中は半分も減っていなかった
「授業出たくないな…」
「じゃあサボっちゃえば?」
ひとりしかいないはずの屋上で他人の声
驚いて声のした方を見ると
いかにも"不良です"って外見の
男の人が立っていた
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