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コンドーム

「そろそろコンドームとローション試してみよっか?」 ズルリと起き上がり、棚に向かうカイリ。 「俺は0.04、へいたんは0.02の薄さのやつな……ローションはホットのやつ」 淡々と言いながらベッドに戻ってきて、カイリはなぜか僕に0.04と書かれた方を渡してきた。 「カイリ、こっち0.04だよ?」 「付け合いっこしようや……その方が気持ちが上がるから」 な?って言ってウインクされたら、うなずくしかないよね。 「まずはなるべく端の方を開けて中身を取り出す」 カイリが言うように端を開けて中身を取り出すと、白くて柔らかい塊が出てきた。 「そしたら、コンドームの先っちょを軽くつまんで空気を抜く」 破裂したらあかんから、なんてたまに関西弁が出るのがクセになってきた。 「んで、皮を根元に寄せながら輪っか状になってるやつをチンポの頭に被せて、根元まで滑らせる」 慣れているカイリは根元まで被せてしまい、皮までコンドームの中へ入れる始末。 「ゆっくりでええからやってみような」 優しい笑顔を向けて、僕の頭を子どものように撫でるカイリ。 僕は恥ずかしさで下唇を噛んで、なるべく優しく右手で皮を根元に寄せて、輪を亀頭に掛ける。 そして破けないように根元へと被せていき、皮をコンドームへと入れるのに苦労しながらやると、ホッと息を吐いた。 「0.02ミリ違うだけだけど、触ったら感じ方がだいぶ違うぞ?」 カイリが自信満々に言うから、ビクビクしながらカイリと自分のを触ると、カイリの方が厚いのに気持ち良さそうだった。 でも、自分のを触ったら……今にも出そうになったから思わず根元を握った。 「ははっ、へいたんも0.04がいいかもな」 カイリは楽しそうに手のひらに透明な液体を垂らして僕のちんちんに塗りつけてくるから、その液体そのものの温かさとカイリの温もりと僕自身の熱が合わさってもうイキそうだった。 「一緒にいこう言うてるやん、もうへいたん〜」 駄々をこねるように言いつつ、次は僕の左手にホットローションを垂らして、カイリ自身のものへと引っ張るカイリ。 僕は気を持ち直して、それに塗りたくると、カイリは上を向いて大きく息を吐いた。

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