137 / 292
《断章》副総理だって主夫をする!26
キャアァァァー!!
ハハ、ハーっ
(ハルオミさんのっ)
我が夫の大事なタマタマを、ぎゅむってしちゃったァーっ★
(手!!)
離さないと。
だが焦れば焦るほど、手がソコから離れない。
「君は本当に金玉好きだね」
「フゴフゴ、フーッ」
「分かってるよ。『金玉ちゅーちゅーしたい♥』……って言ったんだね」
「フゴゴゴゴー」
「『金玉おしゃぶり早く頂戴♥』」
「フゴっ、ゴフフ」
「『早く、早く♥』」
「ホフー」
(話を聞けー!ハルオミさん!)
心の声の代弁が1%もできてないぞー!
「待ちきれないんだね、あわてんぼさん♪」
むぎゅん、とソレを握っている俺の手を、ハルオミさんの手が包んだ。
ゆっくり掌を開かされると同時に、口の中いっぱいの雄が引き抜かれる。そうして、やっと酸素を肺の奥まで吸い込んだ。
つんつん♪
ハァハァする俺の頬っぺたを、濡れた肉の先っぽが突っついた。
「そう……大きなお口だ」
息が苦しいから、口でハァハァしてるんだぞ。ハルオミさん?
ハァハァハァ
つんつんつん♪
ハルオミさん自身が俺の頬っぺたをつつく時は、嫌な予感しかしない……
「私の金玉は大きいよ。そのまま、大きなお口を開けているんだよ」
ちがーう!!
「ハフー」
………夫のきんた…まが、口の中に入ってしまった。
「夫婦は以心伝心。君の望みが分からない夫じゃないよ」
うっ、う、うぅ~
「金玉好きの君が大好きな金玉おしゃぶりだよ。優しくチューチューしようね!」
うわーんっ!!
「ちゅーちゅーちゅー♪……もう少し強く吸っても大丈夫だよ」
(俺はっ……俺はァァーっ)
「ホヒフーッ」
(きんたま好きじゃないんだァァッ!!)
「フヒーッ」
「『美味しい♪好き好き♥』……君は嬉しい事を言ってくれるね。雄冥利に尽きるよ」
なぜ妻の思考が読めない!!
シュヴァルツ カイザー!!
「ハフヒィーッ」
誰が、こんな卑猥なモノをおしゃぶりにして喜ぶかーッ!!
「………卑猥?」
声が低い。
「いつも種まみれになって悦んでいるくせに……
……君のための精子を作っている雄の大事な生殖器を、卑猥呼ばわりかい?」
お股から聞こえるハルオミさんの声が、いつにも増して低い。
……俺、ハルオミさんを怒らせてしまった。
どうしよう。
そりゃ、ハルオミさんは絶倫ドSの変態だけど。ベッド以外は優しいし、ベッドの外では思慮深い。
思いやりのある理想の夫だ。
(なのに、俺は……)
あなたの優しさを忘れて。
あなたを怒らせてしまった。
俺は、妻失格……
「いいね!」
………………
………………
………………
へ?
「夫の猥褻物を嬉しそうに、涎を垂らしてしゃぶるΩ妻……」
………………あの?
「官能的だ」
………………ハルオミ、さん?
「君は私の理想の淫乱変態Ω妻だ!さぁ、私のイチモツで褒めてあげるよー!」
ギャアァァァ~~~♠
当たるっ、当たってる!
ハルオミさんの固くそびえ立つ、大きな肉塊が顎に首に、ゴリゴリー!
じょりじょり、生い茂る硬質の剛毛も口許に当たってるーッ
そんなモノで俺を撫でるなァァーッ!!
「フモフモフモモォォオー」
「金玉ちゅーちゅー、上手だよ♥」
はむ
股間が食べられた★
やけにリアルに感じる口の生暖かさ。
着衣を取り払われて、俺の下半身……おパンツ一丁だ!
チュウゥゥゥーっ
おパンツごと、ハルオミさんに突起を吸われている。
俺がハルオミさん自身を咥えて、ハルオミさんが俺自身を咥えてる。
ベッドの上で、二人が上下逆さまになって咥えっこしてる。
「甘いよ。君のお漏らしミルクは美味しいね」
チュッチューチュウゥー
ホットミルクの残滓を吸われる度、布の下の突起物が跳ね上がる。
「カウパーの味もする」
指が下着の上でクニンと弧を描いた。
嘘つき。
そんなに大きな染みになるほど出してない。たぶん……
下半身の透明な汁のお漏らしが止まらない。
「チューチューはどうしたのかな?お口がお休みしているよ」
タマが口の中を嬲る。
チューチューチュー
「おやおや、困ったね。興奮したのかな?涎で陰部がベトベトだ。……私までお漏らししたみたいだね」
君のせいだよ……
ともだちにシェアしよう!