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《断章》副総理だって主夫をする!28
ハルオミさんが好き
あなたが大好き
ちゅーちゅー
「知ってるよ」
髪を撫でる柔らかな感触が心地良い。
「結婚してしまうくらい、私を好きになってしまったんだろう」
「ぅん」
ちゅーちゅー
ハルオミさんの指、しゃぶってる。
口に差し込まれたハルオミさんも俺のもので、髪を撫でてくれるあなたの温もりも俺のもの。
「そうだよ。私は君のもので、君は私のものだ。夫婦は一心同体だよ」
パクリ
生暖かい舌と口に、耳を啄まれた。
「君は私のどこが好きなのかな?」
(ハルオミさんの?)
どこって……
どこも。
全部好き。
「答えてくれないのかい?」
「だって選べない。優しいところとか、ちょっと意地悪だけど、優しいところとか」
あ、同じこと二回言っちゃった。
「おいおい、私は意地悪じゃないよ」
「むー」
ハルオミさんは意地悪だ。自覚ないのか?
でも……困ったように眉を下げたハルオミさん、可愛いな。
「どこが好きなのか教えてほしい。選択肢を出そうか」
「はーい」
「いい返事だね。では質問するよ。君の夫シキ ハルオミの好きなところを次の中から選びなさい」
はい、ハルオミさん。
「①ちんこ」
………………
………………
………………
はい~?
「②金玉」
………………
………………
………………
「どっちかな?」
…………………………選択の余地がない。
「どっちかな?」
「………」
「………」
「………」
「君が答えるんだよ」
「~~~」
あの、ね?
「どうしたんだい?」
「もう少し、選択肢がほしい…かな」
「あぁ、すまなかったね」
ほっ
(良かった。ハルオミさんが分かってくれた)
「③カリ」
………………
………………
………………
は?
「④でかちん」
………………
………………
………………
「どれかな?」
…………………………ハ、ハ
ハハハハハ♪
③は①の一部
④は①と同じです。
「どれかな?」
「………」
「………」
「………」
「君が」
「選べるわけないわーッ」
受けよ、怒りの鉄槌・プシュー!!
「嬉しいよー!!」
「なぜ喜ぶ?」
「選べないという事は、ナツキ。私の全て好きなんだね!」
君は金玉ごと、私のカリ高でかちんこを愛している♥!!!
「ギャアァァァ~~♠」
プシューだ。早くプシューで、ハルオミさんを黙らさねば!
「頭から湯気出して……」
「ちんこからミルク出して、昇天するんだよ!!」
「キャン」
刹那の出来事だった。
一瞬のうちに体勢を入れ換えたハルオミさんが馬乗りになって、上下逆さまになって……
「可愛いピンクだ」
包皮で守られている大事な雄の先端を、剥かれてしまったー★
「ビュクンビュクンしているね」
すっぽり手の中に囚われた。大事なアソコを。
「大事なのはココだけじゃないだろう」
「ハヒぃ~ん」
ちゅぷり
唾液で濡れた指。
ハルオミさんの人差し指が入ってる。
入り口を開けて、秘された蕾の中に。
俺の上で膝立ちになって、俺の脚を膝の裏から持ち上げて。
露になったつぶらな窄まりをノックしたい指が押し広げる。
「触らっ…ないで」
蕾の奥の敏感な場所。いま触れられたらイッてしまう。
「選択肢だよ」
フぅッ……と。吐息を吹きかけられた孔がヒクつく。
「二本目が欲しいかい?」
……それとも、
「二本いっしょに挿れようか?」
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