140 / 292

《断章》副総理だって主夫をする!29

「お返事が聞こえないね?どうしたのかな」 「ハウゥゥ~」 口を開いた瞬間、指が蕾の内壁をまさぐる。 酸素を吸い込もうとする口に、固く凛々しく勃ち上がった雄の幹を当ててくる。 先端から垂れた透明な汁を舌で拭って、ハルオミさんに許しを請うけど。 「ハフホ~フヒィー!」 ハルオミさん! 一度引き抜いた人差し指が後孔の周囲の肉を撫でて、円を描いて、ちゅぷん。 窄まりを突き刺した。 たまらず腰が跳ねる。 「おっと。私から逃げてはいけないよ」 快感でのたうつ腰をガッシリ、脚を持ち上げてホールドする。 「私の指は嫌いかな?」 人差し指が引き抜かれる。肉ひだから。 「そうじゃなッ」 「じゃあ挿れていいかい」 「らめ~!」 今、蕾を弄られたら暴発してしまう。 ハルオミさんは指一本だって、イイトコロを探り当てて集中的に攻めてくるんだ。 (指三本になったりなんかしたら) 限界の近い俺から、一気に飛び出てしまう。指だけで、ミルクが! 「悲しいね。君に嫌われてしまったよ」 そうじゃないよ、ハルオミさん…… しょぼん 指の動きが止まってる。ハルオミさんの指が俺の蕾を撫でてくれない。 ……すり…すりすり ハルオミさんを慰めるつもりで、自分から動かした腰だけど。 「ァっ」 腰を回すと快感がせり上がる。 「あぅ、アッ、ハァ!」 腰が止まられない。 (どうしよう) 腰が勝手に動く。窄まりの入り口に添えられたハルオミさんの指に、孔の周りの肉をこすりつけてヒクヒクしてる。 淫らに腰を振っている。 このまま、ちょっと…… (腰をずらして動かしたら……) 指が入る。 ヒクつく蕾に、ちゅっぷり (ダメだ) そんな事したら、俺。 (自分から、ハルオミさんの指を孔に挿れたら) 変態だ!! 「分かってるよ」 意識が反転する。 「君は私が大好きで、だけど浮気してしまう淫乱Ωだ」 (脚が!) これでもかってくらい折り曲げられて、持ち上げられている。膝裏を掴まれて。 丸見えだ! これじゃ、孔がハルオミさんの目の前にっ フゥゥ~ 「ァヒっ」 息を吹きかけられて、すくみ上がる。 蕾がヒクン 数ミリしか離れていない唇に見つめられて、悦んでいる。 「アツアツ、ホヤホヤの新婚さんなのに、君の蕾はもう浮気かい?」 指から、口に…… 「やめっ」 「やめないよ」 だって、私は…… 「君にメロメロのぞっこんだからね!」 ……ハルオミさん、死語。 なんて、構ってる余裕はない。 にゅるん、と湿った生暖かいものが!! 「雄穴の方から舌に絡みついてくるよ」 にゅぷにゅぷ、チュプ ハフハフ、ヒぃ~~!! にゅぷぅ、チャプチュプ…にゅるぅん 歓喜の悲鳴が声にならない。 熱い吐息を吹きかけて、玉袋の下からねっとり舐めて、尖った舌先が収縮するつぶらなソコをつつく。 さぁ、堕としてあげるよ。 「ハフハフして、嬉しそうだね。股ぐらの肉棒からも汁垂れてるよ。欲しがる君の後ろのお口は変態だね」 私と同じ世界へ……… おいで

ともだちにシェアしよう!