155 / 292

★年越しSP★ ゆく年くる年カウントダウン!!⑧

「どういう事だァァーッ」 背中のスプリングが弾んだ。俺、天井を見ている。 ベッドと天井の間に、俺とハルオミさんがいる。 俺、ハルオミさんに押し倒されている。 なんでーッ?? 「君を抱くからだよ」 でも、だって。 「ゴム!」 黄色だからアキヒトが…… 「ひひっ、ひひひひぃ~」 「姫はじめ」 そう! 「それ」 「確かにそうだね。決まりは決まりだ。姫はじめは彼にしてもらうがいいよ。 私は、姫納めをする事にしたよ」 「………………ひめおさめ?」 「今年最後の交尾だよ」 「こここっ、こー」 「交尾。君のつぶらな雄穴に私のコレを挿れて、体を繋ぐよ」 手が! ハルオミさんの手が俺の手を包んで。 アソコに(いざな)う。 「付け方、分かるかい?……そうだね、そこを持って、後は下ろすだけだ」 黄色のゴム、ハルオミさんの脚と脚との間にそびえ立つムスコに被せてしまった。 「少しヌメリが足りないね。発情期じゃないから、まん汁が余り出ないかな」 いつの間に用意したんだ。 トロトロのローションを滴らせた指を、つぷり……大事な蕾の奥を指が一気に二本でまさぐってくる。 「はぅっ、あアアァー」 「今朝まで入っていたから、よくほぐれているよ」 三本目の指も侵入して、肉ひだを撫でてくる。指がバラバラに中で蠢いて、気持ち悪いのに気持ちいい! 「息、吐くんだよ」 「ヒィァアアアーッ!」 背中にハルオミさんの体温を感じた。 そして…… 中はもっと熱い。 ハルオミさんの膝の上に座らされて、一気に熱が体内を穿つ。 熱い楔を打たれている。 体がっ ハァアアアァァァー!! 「ヒクヒクしてるね」 中にハルオミさんがいる。 「デカいの!デカいやつ!」 「私はでかちんだからね。嬉しそうだ」 中でビュクビュクする。ハルオミさんが俺を苛む。 「はんんっ」 下からハルオミさんが突き上げてくる。 「動か…ないでっ」 「いいけど、そうすると朝までこのままだよ」 「そんなっ」 「ココは刺激を与えないとミルクが発射できないからね。……だけど、君と繋がったままというのも悪くない」 チュッ 髪を掻き上げて、耳の裏に口づけを落とす。 「ヤンっ」 「乳首だけで感じたのかい?イキそうなのかな」 「言わない…でっ。こんなのやだぁ。ハルオミさん、動いて」 「我が儘な妻だね」 揺さぶる。 ハルオミさんの暴君が中を突いて暴れるーッ バタンッ 寝室のドアが開いたのは、その時だ。 「副総理!なにやってるんですかッ。急にいなくなったと思ったら」 「やぁ、アキヒト君」 「白々しい。統帥から離れてください」 「離れろと言われても、見ての通り私達は繋がっていてね。姫納め中だよ」 「さっさと終えてください」 「いま挿れたばかりだ。私は早漏じゃないよ」 「出せばいいでしょ!」 「出さない!」 なな、なんなんだっ この不毛な会話は。 「統帥、もっと締めて激しく動いて。早くイかせてください。この人をあなたの中から追い出して」 「俺ェェ~」 急に俺に振られても。 「時間がないんです」 「はい?」 「あと2分50秒でイかせてください」 「どうして2分50秒?」 「今年の残り時間です。2分50秒後に年明けです」 えええェェェェー!! 「姫はじめは俺なんだから」 ガシィッ 両肩を掴まれた。 「こうやって動くんですよ!もっと激しく!!」 「アキヒトっ、や……アヒっ、ハフヤァアア!」 俺がッ 俺が…………イッてしまう!! 「おれっ、はやいの~。そーろぅなの~!」 激しく揺さぶられたら、ァっ 「アアァァァァー!!」 2分50秒を待たずして……… 「統帥のミルク、いっぱい飛びましたね♪」 シュルリ 赤い舌が口許の白い汁を舐めた。 「統帥、舐めて。ここ、俺の頬っぺた……統帥のだから、きれいにしてくれるでしょ」

ともだちにシェアしよう!