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★新年SP★ おこ💢なハルオミさん③

ハルオミさんの怒りをおさめなければ! 初日の出を見て、お節食べて、初詣…… 元日の正しい予定遂行のための。 (これは戦術だ) 清々しい事始めを迎えるために…… 『シュヴァルツ カイザー包囲大作戦』!! フフフフフ…… 恐れおののいたかな、黒の支配者。 (盲点だよ) 思考を読み、思考を操るあなたであっても、肝心の思考を読む対象がいなくては、その能力を発揮する事はできまい。 如何に強大無比な力であってもね。 浴室という、この小さな箱の中であなたは身動きできない。 思考を読む対象のいない箱の中で、体を洗って、髪を洗って、湯船に浸かってお肌スベスベになるがいい! (アラサー シュヴァルツ カイザー!!) フハハハハー!! 完璧じゃないか、俺の戦術は。 (なのにっ) これは、一体どういう事だ。 ハルオミさんを朝風呂に入れて、おとなしくさせる俺の計画が。 (あなたを放し飼いにしといたら、悪戯されてお節をお重に詰められない) 新年早々、裸エプロンしないからな! 俺は運命のα(…で、ちょっぴり変態)シキ ハルオミのΩ妻。 夫を操縦するのは妻の仕事だ。 俺は戦場の貴公子・シルバーリベリオン あまたの戦いをこの頭脳によって制してきた俺の組み立てる権謀術策は、完璧じゃないか。 完璧な戦術が、思考を読み、思考を操るシュヴァルツ カイザーを封じ込めた筈なのに…… クッ、不覚だ。 ガラス戸を一枚隔てた脱衣所からの会話で、こうも容易く追い込まれてしまうとは。 あなたの持つ最凶の……股ぐらの暴君!! 淫棒に!!! (あんなもので激しく突かれたら) 新年が寝正月になってしまう! 「『あんなもの』とは何だい?君のために膨らんだ性器だよ」 「誰が膨らませろって頼んだッ」 「夫婦は以心伝心。君の悦ぶ思考は、股ぐらの百獣の王がお見通しだよー!」 「百獣の王言うなァーッ!」 思考があるか。そこには性欲しかない。 ブルンッ…… 「……ちんこ」 ブルンルンッ♪ 「………」 「………」 「………」 「………ちんこ」 ブルンッ♪ 「あなたは子供かァーッ!!」 「子供じゃないよ。子供のちんこは、こんなにデカくないよ」 「知っとるわー」 いたいけな子供が、こんなものを付けてちゃいけない。欲望のままにそびえ立ち、おぞましい形に膨張した性欲の権化。 ブルンブルンッ! 股間で主張する血管の浮き出た…… 「むけちん」 「言うなァーッ!」 ブルンルンッ♪ 立派なカリ……だな。 ……って、どうでもいいわ! 「どうでもよくない。引っ掛かりが好きなんだろう。君を悦ばせる大事なむけちんだよ!」 「言うなァーッ!」 「そもそも、君が言えって言ったんだろう。直接的な淫語を。なのに怒られるは……大事な性器を『あんなもの』『こんなもの』呼ばわりされて理不尽だよ」 ブルンブルンッ ハルオミさんが怒っている。 かさの張った大きな亀頭が天を仰ぎ、黒々テカテカする幹の血管が浮き出た怒張。 ムスコ天を衝き、ハルオミさんがご立腹だ↑↑↑ 「ご覧……私自身を」 ブルンッ 「私の分身……名付けて、ハルオミ自身♪がおこ💢だよ」 ………………そのまんまだな♠

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