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★新年SP★ おこ💢なハルオミさん④

ブルンッ ブルンッブルンッ 拍動する脈。猛々しい熱。 ドクンドクン、ブルンブルンッ にじり寄ってくる。圧倒的存在感が押し迫る。 天高く突き上げる怒張が、俺の前に。 「魅入ってしまったのかい?これがアラサー シュヴァルツ カイザーの貫禄だよ」 ハルオミさんが、根に持っているー!! 「触っていいんだよ」 「誰が触るかーッ」 「しかし、君の目はハルオミ自身♪に釘付けじゃないか」 釘付けになるだろう。 目を離したら、何をしでかすか分からない。制御不能の暴君だ。 ドクンッ 「君に見つめられて興奮してしまったよ」 ドクンッ 「まだ……」 「そう、まだだよ……」 ドクンッ 「ハルオミ自身♪は育ち盛り!」 「ギャ♠」 デカい!股間にそびえるハルオミ自身♪が、一歩近づいてくる毎にデカくなっている。 「ハルオミ自身♪の根元に垂れ下がる玉袋にも、ご注目だよ」 たぷんたぷん♪ 「君は金玉好きだからね!」 「俺は、ききき~っ」 「金玉好き♥」 「そう、それ!」 「認めたね」 「じゃないッ!」 俺は決して、きっききき~ 「金玉好き♥」 「じゃない!」 「けれど、君……」 チロリ、と…… 指先が撫でた唇を、生暖かい舌が伝った。 身動きできない俺に、容赦ないサファイアの双眼が射貫いた。 「股間が膨らんでいるよ?」 「ギャっ!」 脚の間の突起物が反応してしまっている。 視線から逃れようと、慌てて覆おうとした手は、敢えなくハルオミさんの両手に捕らわれてしまった。 「隠してはいけないよ。夫婦に隠し事は必要ない」 「やっ、でも」 「半勃ちかな」 やめてっ 藍色の眼差しに絡め取られたら、ますますアソコが膨らんでしまう。 「おはよう、ナツキ。朝だよ。寝袋から出ておいで」 ハルオミさんが見下ろす先は、俺の股間。布地を押し上げる俺自身に語りかける。 「まだ、おねむかな?……あぁ、そうだったね。失敬。君は一人じゃ寝袋から出られない甘えんぼさんだったね」 「言わない…でっ」 俺のは、だって…… 「可愛い皮被りだよー!!」 「言うなァァーッ!!」 教えてやるぞ、我が夫。 剥けてるちん…が優秀だとは限らない。 (ハルオミさん、あなたは今の価値観に囚われてしまった哀れな時代の虜囚だ) 大事な雄は包皮に守られるべきだ! 雄の大事な象徴であるからこそ、皮で守られなければならない! フッ。俺は新たな時代を切り開く、新世代のパイオニア。 (少し時代を先取りしてしまったみたいだがな) 皮被りこそ、次世代が誇るネオ・レボリューションとなるんだァァーッ!! フハハハハー 「新たな時代が目醒める瞬間だ!」 ハルオミさん! 「目を覚ますのは、あなただ!」 受けろ、ライジング・プシュウゥゥゥーッ!! バタンッ 「皮被りがどうしたって!」 突如、轟音を立てて開いた脱衣所の扉から現れたのは…… 「ユキト」 「皮被りと言えば、ナツキ♪」 「はっ?」 俺の夫達は全員剥けているけれど、世間には皮に包まれた繊細な雄がほかにもいるだろう。 「いないよ!ナツキサイズの可愛い皮被りは!例えどんな所にいたって、ナツキの皮被りに反応するんだ。 俺はナツキ限定の『皮被り♪おちんちん好き♥』だよ!!」 でんっ★ 「ギャッ♠」 ユキトの股間がテントを張っている。 「ねっ」 「………」 「………」 「………」 「ねっ」 でんっ★ 「地獄耳エロエロαがァァァーッ!!」 「えっ、なんで?ナツキサイズの皮被りおちんちん♪可愛いって褒めたんだよッ」 「ナツキサイズ言うなァァァーッ!!」 プシュウゥゥゥー 「頭から湯気出して寝てろ」 ユキト撃沈……

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