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🌀👕梅雨の晴れ間編☔お洗濯がたためない!!②

「この俺がァッ」 たかだかブーメランおパンツ一つたためないだと? あってはならぬ。 ハルオミさんは、内外とも認めるトップだ。実力では日本国頂上に立つ副総理と言われている。 その妻である俺がッ クッ 「こんな」 ブーメラン…… 「おパンツ」 ひらひらひら~ あなたは、なにをはいているんだ。 こんな薄っぺらい生地で、大事な股間が守れるものか。 (日本国副総理大臣なのに……) 副総理がこんな卑猥なおパンツをはいてるなんて、国民に知れたら大変だ。 このサイズ…… この生地…… このテランテラン具合! 性器の形が丸見えだ。 おパンツの意味を為していない。 (ハルオミさん!分かっているのか!) あなたは大事なモノを隠していないんだぞ。 布越しでも性器の形が見えるとは、そういう事である。 (俺は絶対認めない!) こんな……こんな…… 「性器の形を主張する布は、おパンツと呼ばないんだァァァーッ!!」 局部を隠す正しきおパンツに謝れ。 「ハルオミさんおパンツ!」 ぽふっ 全力投球で放り投げた……つもりが。 (俺は★) ハルオミさんおパンツを抱きしめている!! 「違う」 (俺は★) 「こんな筈ではッ」 これは愛ではない。 ハルオミさんへの愛でもなければ、ピッチピチブーメランおパンツへの愛でもない。 (俺は……) 「発情期……なんだ……」

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