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【11/26いい風呂の日SP】君はもう運命の罠にかかっているよ②

ハルオミさんの、まっまっ♠ 「魔羅だよ」 「そう、それ!」 「私の魔羅はデカい!」 「知ってる」 でんっ★ 「ヒャア!」 「私が大好きな君はデカマラも大好きだ!」 「違うゥゥゥー!!」 「違わない」 プルプルプル~ (あっ) 頬っぺたがあったかい。 儚く首を振り否定する俺を大きな手が包んだ。 「君は私のイチモツが小さいと言うのかい?」 「小さくない」 ハルオミさんは…… 「むしろデカい!」 「正解だ」 「ギャアァァァー」 ちちちちぃぃぃ~~~ 「ちんこ」 「そう、それ」 ち…………………………んこ、で。 「よしよしするなァァッ!」 「なぜ?」 「ち……」 「んこ」 それは。 「頭を撫でるためのものじゃない!」 「正解だよ。ちんこは君のつぶらな雄穴をズッコンバッコンするものだ!」 「ギヤアアアァァァー!!」 って。ハルオミさん。 『ズッコンバッコン』は死語です。 「ズッコンバッコンも大事だけれど……」 よしよし、撫で撫で。 「こうやって、大切な君に愛情表現するものでもある」 あなたの深い藍色の目がとても優しい。 だけど! (絶対違う) 俺にαの習性は理解できない…… (お願いだから、ハルオミさん。ナニで俺の頭を撫で撫でするのをやめてくれ……) 「ナニと言わず『巨根』と呼んでいいんだよ」 ハルオミさんが思考を読んだ~★ 「夫婦は以心伝心」 「違う!あなたがシュヴァルツ カイザーだからだ」 思考を読み、思考を操る男。 黒の支配者(シュヴァルツ カイザー)と呼ばれる所以である。 「俺は操れない!」 操られない。 「果たしてそうかな?」 海の深淵の色を讃えて瞳が微笑む。 (ハルオミさんは何を自信満々に?) 俺は俺の意思で発言している。 それとも、これは…… (俺の意思ではないというのか?)

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