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(番外編)おぞましいときー7
「ああぁぁ……」
他とは違う快感が全身へと伝わっていく。それに反応を示してか、レイから溢れる白濁は勢いが衰えない。
すると、レイが出す液体を飲み込んでいる触手が、目の前の小さな孔へ向かって動き出していく。自らのぬめりと白濁を利用し、とうとう先端がその中へと入っていった。
「やあああぁぁぁ!!」
悲鳴にも嬌声にも聞こえるその叫びが、部屋の中へと響き渡る。
進んでいくにつれ、触手が動くところから痺れるような感覚が全身に広がり、レイの身体が反応を示す。
今までよりも大きく身体が震え、一瞬触手の拘束が緩みそうになっていた。それに気付いたようで、触手の数は少し増えていき、手首足首だけを縛っていた触手は腕や脚にまで伸びていく。
舐めるように這っていくと、粘液がべっとりとレイを湿らせていく。
鋭敏な部分に、感じたことのない刺激を与えている細い触手は、まるで抽挿をするようにしながら白濁を飲み干しつつ、レイの中へと入っていく。
ようやく少し落ち着いたのか、レイはガクガクと震えながら、小さい喘ぎを漏らしていた。今にも泣きそうな潤んだ瞳で宙を見つつ、空気をより多く取り込もうと口を開けて呼吸している。
それを狙っているかのように、今度は彼の口ほどの太さの触手が三本、ゆらゆらと動いている。
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