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(番外編)おぞましいときー11
「ひやぁぁぁぁ!!」
悲鳴にも似た声を出し、涙を流し、敏感な場所に与えられる刺激を受ける。しかし、レイへ与えられているものは強すぎるものとなっていた。ビクビクと全身の震えは止まらない。
精を吐き出し続けては触手へと飲み込まれていく。
「あっ、あぁっ、うぅ……んっ」
レイの奥へと触手の体液が吐き出される。徐々に細くなっていくためにゆとりが現れ、繋がった孔からは白い液体がぼたぼたと落ちていく。
中の動きがなくなり、これでようやく解放されるのか。そんなことが頭を過ぎる。
しかし、一向に抜けることはなかった。
そのときだった。
すでに触手が入っているそこへ、他の触手も強引に入っていくのであった。
「ああああぁぁぁぁぁ!!」
くちゅくちゅと音を立てながら、同時に三本の触手がレイの中で動いていき、そこを拡げながらどんどん奥へと進んでいく。
その場所よりも大きいそれらは、彼の中を刺激する。
痛み以上の快感が全身を、脳を、レイの全てを包み込んでいく。
部屋には触手が擦れる水音が掻き消され、悲鳴にも思える彼の嬌声が響き渡る。
その声に負けじと、触手たちはより動きを増す。奥の奥まで入り込んでいき、彼の腹部を押し出して膨らませていた。
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