最後までこの物語をお読みくださり、ありがとうございました。 作者の椎堂(しどう)かおるです。 「京都編」の物語はいかがでしたでしょうか。読んでくださった方が、アキちゃんや亨を気に入ってくださったらいいなと思います。どんな感想だったかお聞かせいただけると、とても嬉しいです。 連載中、いいねを押してくださったり、コメントをくださった皆様、♡をくださった方々も、本当にありがとうございました。とても励みになりました。 「京都編」はこれで終わりですが、続編「大阪編」があります。 引き続きfujossyさんで公開させていただいてますので、アキちゃん＆亨の恋の続きも見守ってくださる方はぜひ、「大阪編」もごらんください。（京都編フィナーレと同時公開です） 「大阪編」こちらです https://fujossy.jp/books/8572/ もう少々、あとがきにお付き合いくださる方には、引き続き、この作品を書いた経過をお伝えしたいと思います。 この作品「三都幻妖夜話　京都編」は、私が2008年に執筆して自分の個人サイトで公開していた作品で、一次創作のBL小説としては私の処女作となります。 BLでない小説は昔から趣味でたくさん書いてきたつもりでしたが、ジャンル独特の作法や面白さのポイントもあるので、ちゃんと読めるものにできているのか心配しながらの執筆でした。 2008当時、サイトのお客様である読者の皆様にいろいろアドバイスいただきながらの完成となりました。 その時に、アドバイスくださった方から、「BLはお約束も多いけど、根本的には同好の士が集まる、なんでも受け入れてくれる心の広いジャンルだから、椎堂さんが面白いと思うものを書けばいいですよ。誰かが面白いと思って読んでくれます」というような事を言っていただき、とても心強かったです。 私の作品を気に入ってもらえる読者様と出会えるといいなと願っています。 関西弁で読みにくくなかったでしょうか。 「そうじゃないだろ」みたいな箇所もあったかもしれませんが、すみません。 それともあの2008年以降、BLジャンルのバリエーションはさらに無限に広がってきていて、こんなの別に全然フツーよという状況なのかもしれません。 そのあたりも今後、いろいろ勉強しまして、さらに楽しんでいただける作品が書けるようになれるといいなと思っています。 長いあとがきを読んでくださり、ありがとうございました。 それはまた「大阪編」でお会いできますように。 「三都幻妖夜話」を、どうぞよろしゅうお頼み申します。 2018/10/24　椎堂かおる