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本作のオメガバース設定

   あくまでも、個人的解釈を織り込んだオリジナル設定です。  他のオメガバースと何か違うじゃん!というところも、  ファンタジーだから!でサラッと流して頂けると幸いです。 <第二の性>  ・α……全人口の二割程度。生まれつき容姿端麗、頭脳明晰というケースが多く、      将来はエリート階級が確約されているケースが多い。      発情前のΩのフェロモンも嗅ぎ分けることが可能。  ・β……全人口の七割程度。いわゆる一般的な容姿や身体能力。      雇用される側が多いが、努力次第ではαのように高階級に就くことも不可能ではない。      発情前のΩを見抜くことは出来ない。  ・Ω……全人口の一割程度。Ωだけが、唯一男女ともに妊娠・出産が可能。      大抵十代半ば~後半にかけて発情期を迎え、一旦迎えると、その後は一定周期で発情期を迎える。      その間は日常生活もままならない為、社会に出るとなかなか雇用先に恵まれないことが多い。              遺伝の優位順はβ>α>Ωだが、血液型などとは違い、突然変異的に同一性の間にも別性が生まれることもある(α×αの間にβもしくはΩが生まれるなど) <Ωの発情期>  約三ヶ月おきに訪れる。  発情中は、αを誘うフェロモンが多量に分泌される。  βにも作用しないことはないが、αほど強く反応しない為、理性で抑えることは可能。  発情期中の性行為においてのみ、Ωは妊娠が可能。 <番>  発情期中の性行為において、αがΩの項を噛むことで番となる。  夫婦や恋人などよりも強い関係で、一度番うとパートナーが死ぬまでその関係は解消されない。  番はαとΩ間のみで成立する関係であり、βはα、β、Ωのどの相手とも番にはなれない。

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