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第5話

竜蛇は犬塚のアナルに挿入した内視鏡をゆるゆると蠢かせた。 「ぅううッ!!」 犬塚が全身を硬直させて呻く。スクリーンには卑猥なピンク色の肉の壁が映し出されている。 「いやらしくて、可愛いよ。犬塚、お前がいつも感じているのはこの辺りか?」 ぐり、と内視鏡の先端で犬塚のイイトコロを刺激した。犬塚の痩身がビクッと跳ねた。 「……ッ!!」 犬塚は必死な眼差しで竜蛇を見上げて、やめて欲しいと目で訴えている。 その目に竜蛇はゾクゾクするのだ。 自分を睨み抵抗する犬塚も可愛いが、追い詰められて縋る眼差しを寄越す犬塚も愛しく思う。 アナルに内視鏡を埋めたまま、犬塚の口枷を外した。 「はっ、たつ…だ……やめて、くれ……こんなのっ……あっ!」 いたずらに犬塚の前立腺を刺激してやると、犬塚は高い声で鳴いた。 声を抑えることなどできず、屈辱と快楽に震えながら涙目で竜蛇に哀願した。 「やめて……撮らないでくれ、あぁあ……願…ぁ……頼むから……! 竜蛇ッ!」 「やめて欲しいか?」 内視鏡でイイトコロを責められながら、犬塚は必死で頷く。 竜蛇は微笑を浮かべて、より強く刺激を与えた。 「いやぁあ! 嫌だっ……嫌、頼むから……ぅあ! ひ、あぁああ────ッ!!」 竜蛇は容赦なく前立腺を強く押し上げた。その強すぎる刺激に犬塚は大きく仰け反り絶頂に達した。 犬塚の体が何度も跳ねて、拘束具がガチャガチャと鳴った。 「ハァ……ハァッ……ぁ、あぁ……」 「お前がイッた瞬間の肉の壁のヒクつく様も撮れたぞ。犬塚。ブランカに見せるのが楽しみだな」 「……ひっ!」 竜蛇の言葉に絶頂の余韻に震えていた犬塚の体が硬直する。 「いや……嫌だ……見せないでくれ、お願いだから……竜蛇!」 犬塚の目尻から涙が伝う。 「……そうだな」 竜蛇は少し考える素振りを見せた後、拘束椅子の背もたれを倒した。 「あっ!?」 犬塚は脚を上げて大きく広げたまま、上半身だけ仰向けに倒れた状態になる。 「奉仕しろ。犬塚」 「……ッ!!」 竜蛇は犬塚の顔を跨いで命じた。 「俺を満足させれば動画は消してやる。だが、満足できなければ……分かるな?」 犬塚は震える唇を開き、赤い舌をそっと差し出した。  

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