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第4話
じゅぷじゅぷと卑猥な音が響く。
竜蛇の指が犬塚のアナルを深々と犯していた。
下着をずらして、骨張った指で後孔を抜き差しする。犬塚の濡れて勃ち上がったペニスを包むレースの下着は先走りの汁でグチャグチャだった。
「んんぅ……ふぅっ、うう!」
─────嫌だ! 嫌だッ!! ……こんなっ!
嫌なのに……犬塚の男の象徴はそそり勃ち、快楽を素直に受け入れていた。
竜蛇は程よく解れた犬塚のアナルからゆっくりと指が抜く。
「ちゃんと奥まで撮っておかないとな」
「ううっ……!?」
竜蛇が何かを手に持つものを犬塚の目の前にかざして見せた。
直径2センチほどの、コードの先端にライトとカメラが付いている医療器具だ。犬塚には一体それで竜蛇が何をするつもりなのか分からなかった。
「……!?」
竜蛇は微笑を浮かべて、手にした内視鏡を犬塚のアナルに挿入していった。
「ううッ!!」
「犬塚。見てみろ」
スクリーンの映像が切り替わり、ピンク色をした卑猥な内側の肉が映し出された。
「ッ!?」
犬塚は目を見開き、ヒュッと引きつったように息を呑んだ。
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