4 / 8

第4話

じゅぷじゅぷと卑猥な音が響く。 竜蛇の指が犬塚のアナルを深々と犯していた。 下着をずらして、骨張った指で後孔を抜き差しする。犬塚の濡れて勃ち上がったペニスを包むレースの下着は先走りの汁でグチャグチャだった。 「んんぅ……ふぅっ、うう!」 ─────嫌だ! 嫌だッ!! ……こんなっ! 嫌なのに……犬塚の男の象徴はそそり勃ち、快楽を素直に受け入れていた。 竜蛇は程よく解れた犬塚のアナルからゆっくりと指が抜く。 「ちゃんと奥まで撮っておかないとな」 「ううっ……!?」 竜蛇が何かを手に持つものを犬塚の目の前にかざして見せた。 直径2センチほどの、コードの先端にライトとカメラが付いている医療器具だ。犬塚には一体それで竜蛇が何をするつもりなのか分からなかった。 「……!?」 竜蛇は微笑を浮かべて、手にした内視鏡を犬塚のアナルに挿入していった。 「ううッ!!」 「犬塚。見てみろ」 スクリーンの映像が切り替わり、ピンク色をした卑猥な内側の肉が映し出された。 「ッ!?」 犬塚は目を見開き、ヒュッと引きつったように息を呑んだ。

ともだちにシェアしよう!