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第7話
「可愛い……? この下着、パパのために選んだんだよ」
足を大きく広げて、優希はその下着を誠一郎に見せつけた。こんなに大胆になれるのは、今夜が特別な夜だからだ。
まるで魔法にかかったような、高揚した気分に流されるまま、優希は父の前で痴態を晒す。
「っ……なんて格好を……!」
「嬉しいくせに。……今夜くらい、素直になってよ」
優希の方からキスを仕掛けて、愛撫の続きをねだる。小さな下着を脱ぎ捨てて、開いた脚を絡ませると、誠一郎はまた愛撫の手を動かし始めた。
「優希……優希ッ……」
「ん、っ……パパ、こっちも、触って……」
仮装用のワンピースは生地が薄く、優希の乳首の先端が尖っているのがすぐにわかった。ぷっくりとした突起が二つ、オレンジ色の布を押し上げている。
中心への愛撫に集中していた誠一郎は、優希がねだる通り乳首へと手を伸ばした。
「ここか?」
熱い吐息混じりの声と同時に、布の上からキュッと両方の乳首をつままれた。その瞬間、びりっとした刺激が全身を駆け巡る。
「んあぅッ……!」
普段以上に感じてしまうのは、いつもと違う仮装のせいか。それとも『父の職場』という特殊なシチュエーションのせいだろうか。どちらにしろ、優希は父親の手によって与えられる甘い快楽に酔わされていた。
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