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「感心だね、えらいね、雄太君……?」 限界まで膨張しきった、ねっとりとろとろ潤う雄太のものに和泉はうっとり見蕩れた。 ローター振動を散々浴びせられて超敏感性感帯と化したそこが今度は和泉の掌にすっぽり包み込まれる。 こびりついた白濁を絡ませるようにしてカリ首から上をしごく。 尿道付近も親指で執拗に刺激する。 先端を入念に隈なく愛撫する。 「あっっあっっあっっあっっあっっ」 「じゃあ次は僕の手でいってね……?」 「いっずっみっさぁぁんっっ」 「僕の手にたっぷり射精して……?」 雄太はもどかしげに胸を反らした。 何度も天井に向かって腰を突き上げた。 拘束キットががっしゃんがっしゃん鳴らされる。 睾丸からペニス先っちょにかけて駆け上る、くすぐったいような悶絶快感がピークに達する。 連続絶頂の末に雄太は。 初の潮噴きに……。 身悶える雄太の先っちょから無色透明な液体飛沫が勢いよく弾け、和泉は、ぱちぱち瞬きした。 雄太は心臓マッサージでもされているかのように派手に痙攣している。 はっはっはっはっと、全力疾走さながらの息遣いを繰り返していた。 「雄太君、お潮噴いちゃったね」 「はぁっはっはぁっあっはっはっ」 「僕、とっても嬉しい」 雄太に跨った和泉はアイマスク下でぼろぼろ涙する雄太にそっと微笑みかけてやる。 「……ふわぁぁぁ~ん……いっいっいずみさぁぁん~~……」 感極まって幼児がえりしている雄太に、ちゅっと、キスしてあげた。

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