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小ネタまとめ

◆和泉さんと雄太でおばけやしき 「怖いなぁ、リードしてね、雄太君?」 「もちろんです、和泉さん」 スーツを着た美人リーマンと好青年。 異色の組み合わせだが、難なく脅かせそうだ、バイトAは張り切って仕掛け扉から……!! 「うおおおおおおおお!、えっいやん!!!!」 バイトAは覆面の下で真っ赤になってその場から逃げ去った。 「え、今のお化け役の人、どうしたんだろ?」 「雄太君、僕ね、とっても驚いたとき、つい誰かの股間を掴むクセがあるんだ」 「なんですか、その変態的なクセ、初めて聞きました」 「さっきの脅かし役の人……うん、なかなかのサイズだったけれど、やっぱり雄太君には敵わないかな」 「おばけやしきの楽しみ方、完全間違ってます、和泉さん」 ■伯父さんと甥っ子とおばかっぷる夫婦でしゃぶしゃぶ 「しゃぶしゃぶってやらしい響きだよね、そう思わない、雄太君?」 「ちょ、ご飯中に興奮させないでください、和泉さんってば」 「……食事中に変態的発言は控えてくれませんかね」 「伯父さん、明日も暗闇でこっそり、しゃぶしゃぶ、しません?」 「なんで暗闇でこっそりなんだ、ばかたれ」 ◆伯父さんと甥っ子とおばかっぷる夫婦でグループLINE ◇甥っ子が伯父さんと遊びたいようです 〈明日、 暇だったら一緒に DVD見ましょう?〉 〈アニメなんか見ないぞ〉 〈ピアノレッスンとか シェイムとか 愛のコリーダが 見たいです〉 〈ぜんぶ年齢制限ある 官能モノばかりだぞ〉 〈まだ湊には早いよ、 だめだよ、 ねぇ和泉さん?〉 〈ディズニーとか ジブリとか〉 〈そうだね、 カノン、カルネとか 裸のランチとか ヴィタールとか〉 〈ぜんぶトラウマ植えつけそうなので、 すみません、却下〉 〈DVD鑑賞がだめなら 伯父さんの生肌鑑賞でもいいですよ〉 〈ちなみに全身です〉 〈じゃあ僕達は、 湊がお出かけしている間、〉 〈生肌鑑賞しあいっこ、 する?〉 〈和泉さーん(///∇//)〉 〈おやすみ、 もう寝る〉 〈寝落ちはお仕置き対象行為ですよ、 伯父さん?〉 〈(〃^)(。-ω-。)チュ!〉 〈・.゚。┣\('ロ´\)〉 ■花より…… ぽかぽか昼下がり、お花見で賑わう春の公園。 若者グループや会社の上司部下同僚の団体、そして、いろぉんな家族……。 「これ、とっても美味しいね」 「早起きして作ったんです!」 「最近、お弁当にも手の込んだオカズ、入れてくれるし。ふふ。僕、本当に素敵な旦那様を持って幸せだよ、雄太君?」 「あ、和泉さん、こんなとこで……!」 「本当だ! しかも息子の目の前で! 股間触らせてんじゃねぇよ、雄太!」 「いつものことだから。気にしないでください、伯父さん」 「てめぇも俺の股間触るんじゃねぇ」 「湊は本当、雄大君のことがお気に入りだね?」 「うん、お母さん。僕、お尻から食べちゃいたいくらい好きです、伯父さんのこと」 「……なんでケツからなんだよ」 ぽかぽかお花見日和、春の陽気に中てられて……いや、いつも通り食より色に盛る世にも奇妙な夫婦と、その息子と、冷静な親戚約一名。 「はい、あーん、して下さい、伯父さん?」 「いやだ!」 「じゃあ、僕があーん、しますね、あーん」 「っち……」 冷静な伯父が渋々甥っ子の口元にレンコンと挽肉の挟み揚げを手づかみで運んでやれば。 がぶっ 案の定、大好きな伯父の大好きな指ごと頬張った甥っ子。 「ん、とっても美味しいです、伯父さんの指」 「ぶぁぶぁっぶぁぁぁか!!!!」 「伯父さん、油で唇が汚れてる、僕が綺麗にしてあげます」 麗しの甥っ子に迫られて唇を死守する伯父、おばかっぷる夫婦は微笑ましそうに眺めるばかりなのだった……。

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