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甘い夜のはじまり
「もうっ碧かわいいすぎ…」
千秋さんの切羽詰まった声。
そんな声ですら愛しい。
俺は思わず千秋さんの唇にちゅっとキスをした。
軽く触れるだけのキス。
千秋さんは驚いた顔で俺を見たが、にこっと微笑み、唇を開けて濃厚なキスをかました。
「……んっ」
キスをしながら千秋さんは、硬くなって大きくなっている部分をズボンの上から触れた。
「…いやっ」
「なんで?こんなにも硬くなっているよ」
人差し指でツーっと焦らすように触ったと思えば、手のひら全体で膨らんだ部分をもんできた。
その手つきがものすごく気持ちよくて、ますます大きくなる。
千秋さんは嬉しそうに笑い、ちゅっとキスをした。
そして俺のズボンをゆっくり脱がしていく――。
あっという間にズボンを脱がされ、下半身はパンツだけの状態。
「……すごいっ…こんなに濡れてるよ」
ボクサーパンツは先走りでぐっしょり濡れていて、俺の硬くなったものが浮き立って見える。
「……っ、恥ずかし…」
「何で?すごい綺麗だよ」
人差し指でツーっと上から下になぞる。
「こんなにピンクでかわいい」
そう言ったと思えば、パクッと口の中に入れた千秋さん。
俺のものがパンツ越しとはいえ、千秋さんの口に銜えられている。
それだけで、恥ずかしくて更に硬くなる。
「………いやぁ…」
ギラギラした顔で銜えたまま上目遣いで見詰める千秋さん。
俺の顔を見て更にギラギラ欲情したような顔になった千秋さんは、一回口を離したと思えば、徐ろに俺のパンツを脱がした。
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