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グータラなキミと。☆9

ーーーー 翌日 ーーーー 「会いたい」 そう思ったら 居ても立ってもいられなくて・・・。 早速、仕事終わりに、 陽向に会いに行く事にした。 今、陽向がいるのは・・・ 俺たちが出会ったバー。 そこに、陽向は・・・・いる。 と言うのも・・・。 陽向を心配して、 メッセージを送ってくれていた 相手に、俺から連絡をとって 陽向が今、どうしているのかを聞いた。 電話に出たその人は、 昔、陽向と一緒に働いた事があったらしく、 お互い店を辞めてからも連絡を取り合って たまに会っていた。 急に、連絡が取れなくなって、 友達を集めて、探し回って あのバーに戻っている事を突き止めて、 陽向本人から何があったかを聞いて知った。 と、話してくれた。 無理やり 追い出した事は、 かなり こっぴどく怒られたが 自分の想いを必死に話すと、最後には、 なんとか許してもらう事が出来た。 そして、陽向がいる場所が分かった・・・ 訳なのだが・・・。 目的の場所に着いて、足を止める。 ここに、陽向が・・・・いる。 俺と暮らす前は、ずっとここで 働いていたんだから 陽向がここへ戻ったのは 当然といえば当然なのかもしれない。 ドアの前に立ち、 大きく息を吸い込んで、吐き出す。 よし、行こう。 気合いを入れ、ドアを開けた。

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