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おっさん×高校生①

──── とある金曜日の深夜。 『・・・っ、・・・・んっ・・・・っ・・・』 俺は、自分の部屋で せっせと自家発電・・・ いわゆる オナ○ーに勤しんでいた。 ・・・ん? 1人で そんなコト してるなんて・・・ 彼女いないの? モテないの? かわいそう・・・とか思った? 違う、違う。 相手がいない訳ではない。 (彼女はいないけどね。) 女の子とエッチするのは 好き。 だけど、色々 面倒くさい事も多いから・・・たまには1人でスるのも悪くないって思ってる。 気楽だし、気持ちいいし。 自分の部屋だから、電気は つけっぱなし。 明るい部屋で、足を大きく広げてムスコを扱く。 この開放感が たまらない。 そして、すぐにイクのは もったいなくて、 気持ちいいとこ擦って、イキそうになったら 手を止めて、自分で自分を焦らしてみたりなんかして。 はは。 俺って ドM? 違う、違う。 どっちかつーと ドSだから。 ま、どーでもいいけど。 あー、気持ちい・・・・ 頭の中 空っぽにして、ただ無心で 快楽に身を委ねて。 これって 最高の娯楽だよなぁ。 『っ・・・!ふっ、ん・・・・っ・・・』 あー、いい・・・気持ちいい。 もう少し・・・もう ちょっと・・・・・・・ 射精(で)そうなのを ガマン出来るギリギリまでガマンして、最高潮のフィニッシュへ自分を追い込んでいく。 『はっ・・・あっ!・・・・っ・・ああっ・・・・』 あ、もう・・・・・もう・・・射精(で)る! 『うっ・・・・ん・・・くっ・・・!』 ぉおっと・・・・ヤバい! ティッシュ! ティッシュ 出すの忘れてた・・・! このまま射精(だ)したら ヤバい。 とか思ってるクセに、手は動かしたまま、自分で自分を追いつめながら (ドMじゃないからね?)手探りでティッシュの箱を探す。 『──どうぞ?』 不意に 目の前にティッシュの箱が現れた。 え?なんで? と、顔を上げると・・・目の前には、なぜか 男が・・・いや、おっさんが立っていた。 『・・・・どうぞ、これを。』 シュバシュバ 小気味いい音を立てて、数枚のティッシュが箱から抜かれ、目の前に差し出される。 『どうぞ?』 『・・・・・・・へ?あ・・・ああ、どーも。』 『いえ。お気になさらず。』 ・・・・・・・・え? つい反射的に受け取ってしまったけど 誰?コイツ。 こんな夜中に、 なんで俺の部屋にいるんだ? うっすら笑みを浮かべ、ピンとした姿勢で立っている その男をじっと見つめる。 『ん?んん・・・・??・・・あれ?お前・・・ 』 『はい。なんでしょう、坊っちゃま。』 ぼっちゃま・・・・・・・? ぼっちゃまって! よく見れば、コイツ! うちの執事じゃねーかっっ !! 前髪 下ろしてるし、いつものスーツ姿じゃなくて、スウェット上下だから分かんなかった・・・! 随分、ラフな格好だな・・・。 いつもより だいぶ若く見えるぜ・・・ って! そうじゃない! そうじゃなくて! 『お、お前・・・ !? なんで ここにっ、いっ───っ !!・・・・あ・・っ、うは・・・・っっ!』 大声を出した拍子に、爆発寸前のムスコをギューッと握りしめてしまい、強烈な快感がアソコを突き抜けて・・・思わず、甘さを含んだ声が漏れ出てしまった。 ヤ、ヤバ・・・・っ////// なんちゅー声を・・俺は・・・・っ//// !! 慌てて、手を離すが・・・・・ ムスコは思った以上に敏感だった。 『・・・・うあ!ぁ・・・っ・・・はぁ・・・っ///!』 手を緩めたら緩めたで、今度は血が巡る感覚が 気持ちよくて・・・またしても甘い声を漏らし、体がビクビク震える。 『・・・・・・・・・・・・・・・・っっ/////』 うがーっっ! く、くそ・・・・っ//// 1人で何やってんだ、俺は! なんか、すげ~ 恥ずかしいじゃねーか・・・・/// 『大丈夫ですか?ぼっちゃま。』 焦った様子もなく、至極 真面目な顔で聞いてくる執事のおっさん。 『・・・・・・・/////(怒)。』 大丈夫じゃねーよ。 つーか、なんで ここにいるんだ。

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