28 / 106

第28話

「坊っちゃん、大学お疲れ様です!!」 大学の校舎を出ると、メイドミクが俺を出迎えに来ていた。 それに俺は驚きを隠せなかった。 「え、ええっ?!……ミク、学校にメイド服では来たくないって言ってなかったっけ?」 「恥ずかしいですっ!!でも大奥様が……坊っちゃんを迎えに行くようにっていうから」 ミクは恥ずかしそうに、短いスカートを抑えた。 だから自然と目線がスカートの裾にいく。 ミクの紐パンティーの紐が片方取れ掛かっているのか、スカートから紐が見えた。 俺はミクの耳元に唇を寄せて、 「ミク、パンツの紐が解れ掛かってる」 「えっ?!」 彼はスカートを捲り上げて確認しようとしたが、流石にそれはさせれない。 「車の中で俺が直してやる。ドアを開けるのはいいから、早く車に乗りなさい」 「でも、坊っちゃんより先に車に乗ることは出来ません!!」 なら俺がすることは、車に早く乗ること。 俺は素早く乗り込むと、ミクを持ち上げて膝の上に乗せてドアを閉めた。 車はドアが閉まると運転手は車を直ぐに走らせた。 「坊っちゃん!!」 「ん?」 「紐がドアに引っ掛かっちゃいました」 ドアを見ると、紐パンティーの紐が挟まっていた。 軽くドアを開けてから直ぐに閉めて、俺はミクのスカートをめくると、可愛い粗チンが顔を出していた。 定位置に戻してから紐を結び直してやった。 ミクは青ざめてポソリと言った 「便利なパンツだと思ったけど、そうでもないかもしれない……」 「ミクなら直ぐに慣れるよ」 「!!……坊っちゃんからのプレゼントにケチつけてごめんなさいっ」 まぁ、我ながら変態だとも思うし。 ケチつけられても言い返せないしな。 「坊っちゃんに直してもらうことのないように、僕は早くこのパンツに慣れます!」 ミクってやっぱり健気だな。 そこが彼の魅力のひとつでもあり、可愛いところなんだけど。 それにしても、サイドにある紐を蝶々結びすることは、そんなに難しいことなのか?

ともだちにシェアしよう!