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第54話

朝になり俺は隣にぐったりと裸で眠るミクを見て、後悔した。 「まさか、本当にミクと。嗚呼……やっちゃったよ!!」 俺は頭を抱えた。 ミクとの『ハジメテ』はデロデロに甘やかして、 『ミクの小さなお尻に、坊っちゃんのカッコイイぺニスをください』 と言わせるはずだった!! 言わせるはずだったんだ……。 「ン……ぼっちゃん」 ミクが俺を呼んだから、彼を覗き込んだ。 しかし彼ははじめてのセックスに疲れているんだろう、寝言みたいだった。 「ぼっちゃん……、だいすき」 そう言いながら寒いのか、無意識だろうが俺の身体に身を寄せてきた。 ミクの首筋には俺が付けたキスマークの小さな花が咲いていた。 そのキスマークの色と粗チンの先端の色が同じような色で……妙に興奮した。

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