大学を出た後、やっとミクとふたりきりになったから、いい気分で車まで歩こうとしたその時だった。 ミクは可愛く笑って、 「坊っちゃんのハジメテを僕が守りました！！なので僕が大きくなって、坊っちゃんを包み込めるようになったら……、坊っちゃんのハジメテをくれないですか？」 「え？！俺のハジメテ、ミクはほしいのか」 「いっつも僕を優しく気持ちよくしてくれる坊っちゃんの恩返しがしたいですっ」 いやいや、ミクが俺よりも大きくなることはまずないだろう。 そもそも俺がミクにしていることは、本能の赴くままだから、恩返しは俺がしなきゃならないほうだろうが。 「良かろう！！ミクの好きにするといい」 「わぁっ！！どうもありがとうございますっ」 ミクは嬉しそうにはしゃいでいる。 「俺の処女のどこがいいのか俺には意味が分からんな」 ジャンプしてクルクル回るミニスカメイド姿はとても可愛いし、チラチラと僕のやった紐パンティーが顔を出していて、もう天使ミク！！ しかしこのミクが後に何かしら仕出かすのは数年後で、そしてこの話はここで終わるのだ。 いやー、ショタってやはり俺の唯一無二の癒やしだ。 「坊っちゃん。さ、お車に乗ってください」 俺に差し出される手はか細い小さな手だ。 完