それから、数週間が経ち、今じゃ、五月雨の名前もいつもと変わらずに普通になった。 「瑠璃、行くで！」 「えっ…どこに？」 「…ふふふ、兄さんがUSDに連れていったろって！」 「ええー！いいの？！行きたい。」 「ほな、早く仕度して行こ！」 「わぁーっ！？すごーいっ！」 「瑠璃、あっちに可愛いカチューシャある！」 「おそろで買ったるよ、瑠璃ちゃん何がいい？」 「えっと、じゃあ、あのニッキーで。」 「じゃあ、うちはキディ。」 「俺は、ぐっふーにしよう。」 「楽しかったねぇ‼」 「また、一緒に来よ？！」 「楽しめた？瑠璃ちゃん。」 「ありがとうございました。とても気分が良いです。」 「そう…良かった。」