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♥第36話
僕はまた、東雲 瑠璃に戻ることができた。
「瑠璃!ほんまにおめでとう!」
「ありがとう、美和!」
「東雲さん、おめでとう。」
「綾小路先輩、ありがとうございました。
先輩のお陰で自分の気持ちにも素直になれました。」
「ちゃんと、透さんつかまえておくんだよ?」
「はい!」
「瑠璃ちゃん…よかったわ。」
「あかりさん…色々とありがとうございました。」
あかりさんは僕を抱きしめると、
「透をよろしくね。」
と、耳元でいった。
「もちろん。」
自分の気持ちに素直になってよかった。
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