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第5話
「ハチくん、ハチくん。」
「……ん」
頭を撫でながら名前を呼ぶと、ハチくんはゆっくり目を覚ました。
「撮影終わったよ。シャワー浴びに行こうか。」
「……ぁ、ま、って……まだ、無理……動けない……」
「うんうん、じゃあベッドに寝る?ここじゃ寝にくいでしょ?」
「やだ……」
そうか、嫌かぁ。じゃあせめてハチくんが風邪を引かないように温めてあげないと。
「ハチ、何でもいいけど腹下すから出すよ。」
「っ、っ!やだ、だめっ!」
「だめじゃない。今シャワー浴びないならやるよ。結構奥まで入ってたから自分じゃ出せないでしょ。」
「あ、あぅ……っ!」
祥がまたハチくんの後孔に指を入れて精液を掻き出している。ハチくんは震えて、もう本番は終わったのにとろんとした表情で声を漏らしている。
「気持ちいい?ハチくん」
「ぁ……は、ひ……気持ちぃ……」
「感じすぎでしょ。そんなに二輪挿し良かった?」
「んぁ……全部、中、擦れて……やばかった……」
指が抜けて、そのタイミングで腹筋を使い俺も状態を起こした。そのままハチくんを抱っこしてタオルで体を包む。
「シャワーしてもいい?一緒に浴びよっか。」
「陽ちゃんさんと……?入るぅ」
そのままスタジオの外にある風呂場に移動すると、誰かが浴槽にお湯を張っていてくれたみたいで、一通り体を洗った後、ハチくんを抱きかかえて湯船に浸かる。
「あ、あの俺、ごめんなさい……。潮とか、いっぱい……。」
「いいよいいよ。可愛かったし。」
「っ、でもでも、俺亀頭責めされたの気持ちよくて2回もしちゃった。」
「やったのは俺だしねぇ。あ、思い出して勃ってるの?」
ハチくんのペニスがまた少し固くなってる。指摘すると顔を赤くして、こくりと頷いた。
「抜いてあげようか?」
「だめです!気持ちよくてまたおかしくなるから、今はだめ!俺が自力で鎮めます。」
「あはは、何それ。」
そうやって楽しんでると、祥がやって来た。
「2人とも、このあと飯行かない?ご馳走するよ。」
「そりゃあ、今をときめく男優2人のケツ掘ったんだから祥さんの奢りでしょ。肉食いたい肉!」
「本当だ……。俺今日掘られるとか聞いてなかった。肉食わせろ!」
文句を言うと「えー?陽だけ企画書別のだったのかなぁ?」と不思議そうにしていた祥。
結局祥が高いお肉を食べさせてくれることになって、俺達はすぐに風呂から上がって準備を済ませたのだった。
初めての3P!
END
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