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第26話
お付き合いが始まってすぐのこと…
「夏」
「なぁに?」
「俺の事。リドルって呼んでもいいよ?なんか俺の名前だといいにくそうだから」
「そう?」
「うん。ためしに呼んでみて」
「…リドル」
口にしただけなのに顔が熱い
「うわっ…可愛い…」
「いやいや…いいおっさんにかわいいはないだろ」
「今日はリドル日ね」
「何それ?」
「ご主人様ー」
「え?ちょ…」
「リドル日だからね。今発情期なの」
「朝っぱらから盛るな!」
「リドルって呼んで?」
「リドル…」
「ご主人様…大好きです」
熱い視線に動きは封じられ只管求められる。
この感覚は久しぶりでかなり興奮してしまった…
何度果てても足りなくて貪欲に求めあった
「ご主人様ー…愛してる…」
そうして結局1日が過ぎて…
「もう…せっかくの休みが…」
「ごめんね。ご主人様…やっぱり…リドルのときみたいに…」
「え?」
「何でもない…」
「ふっ…バカだな…お前は確かにリドルだった。でもね。俺が今愛してるのは秋月晦日。という1人の人間だよ…愛してる…」
「夏…」
「だから…晦日って呼ばせて?」
「うん!でも…たまにはこんな日もいいよね?だっていつもよりエロい夏がみれるから…」
「お前は!!」
fin.
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