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電話
今日はお母さんがどうしてもお仕事が終わらないと言うことで近所に住んでいるおばあちゃんの家に来ていた。
「うんわかったよ。大丈夫だって!」
おばあちゃんの家はぼくの家からバスで20分くらいの所にあって、お母さんは帰りが遅くなると今電話があった。
固定電話の受話器を下ろしてとぼとぼと居間に向かう。
今日は一人でおばあちゃんの家に泊まることになったのでゲームでもしようとテレビの電源を入れる。
「じゃあ、おばあちゃん行ってくるね?」
「うん!」
時間はたぶん8時くらいだったと思うけど、おばあちゃんは近所の家に行くと言って少しだけ家を空けた。
リリリリリリリ♪
おばあちゃんが出掛けてからしばらくして、固定電話が鳴り響く。
ぼくは、お母さんが何か言い忘れたことでもあったのかと思ってもう一度電話に駆け寄り受話器をあげた。
「もしもし!おかあさん?」
「・・・・」
電話の向こうはしばらく無言だった。
不思議に思ってもう一度話しかけようと大きく息を吸い込んだ。
「ぼく…ひとり?お・じ・さ・ん・と・あ・そ・ぼ・う・か?い・ま・か・ら・む・か・え・に・い・く・ね?」
しばらくして大人の男の人の声で一字ずつ区切った様な声が聞こえた。
その声でぼくは凄く怖くなって、受話器を握りしめたまま電話の前で固まってしまう。
ツーツー
「湊くんただいまー」
ぼくが受話器を持ったままそこに立ち尽くしていると、玄関からおばあちゃんの声が聞こえてくる。
ぼくは受話器をおろして急いで玄関へ飛んでいった。
「あら?どうしたの?」
ぼくはさっきの電話が怖くておばあちゃんの腰に抱きつくとおばあちゃんが優しく微笑んでくれる。
電話だけじゃこの家が分かる筈はないし、きっと元々いたずら電話だったのをぼくが子供だと思ってからからかわれたのだろうと思い直してぼくはほっと胸を撫で下ろした。
その夜ぼくはやっぱりまだ少し怖かったので、おばあちゃんと同じ部屋で寝ることにした。
+
ゴリッゴンッ
ぼくは不思議な音と声に目を覚ました。
のっそりと目を擦りながら起き上がると、ぼくが夜起きても怖くないようにとおばあちゃんがつけてくれていた豆電球の灯りに異様な光景がうつる。
「ひっ!!」
隣の布団で寝ているはずのおばあちゃんの頭からは暗くてよく見えないが黒い液体が出ていて、おばあちゃんの布団が真っ黒に染まっている。
真っ黒な液体の海の中で倒れているおばあちゃんの横には肥った男が何か棒を持って立っている。
「約束通りむ・か・え・に・き・た・よ」
にやっと笑う男の頬にはおばあちゃんのものであろう黒い液体が飛び散っている。
しゃべり方が電話の声だと気が付いたぼくは恐怖でもう声が出ない。
肥った男は電気の紐を引くと辺りが明るくなって黒い液体がおばあちゃんから出た血だという事が分かった。
「このババァ寝てたからまた簡単だったけど、嘘ついちゃ駄目じゃないか…君ひとりじゃ可哀想だと思ってせっかくここまで来てあげたのに…」
「ひぃ!!」
棒から手を離した男はゆっくりこちらに近寄ってくる。
ぼくは恐怖に駆られながらなんとか後ずさったが、直ぐに壁際に追い込まれてしまった。
ゴトンと倒れたその棒の先端にはべったりと血がこびりついている。
「さぁ…お・じ・さ・ん・と・あ・そ・ぼ・う・ね」
壁際で小さくなって震えるぼくの手を取った男が逆光でも分かるほど黄ばんだ歯を見せてにっこりと微笑んで、ぼくをひょいっと抱き上げた。
「いやっ!はなして!!おばあちゃん!!やだ!!」
「静にしないとだ・め・だ・よ?」
「がっ!!」
おばあちゃんが心配なのと、知らない人に抱き上げられた恐怖でぼくは男の腕の中で暴れると、男の脂ぎった手がぼくの首に伸びてきて首を絞められる。
苦しくて男の手を外そうともがき、引っ掻くが大人の力に子供のぼくの力ではびくともしない。
「うぐっ…ゲ、ゲホッ、ゲホッ」
「いい子にしてないとお仕置きだからね」
目の前の男の姿が霞んで来た頃、男がぼくの首から手を外した。
ぼくは男の言葉に咳き込みながら頷くしかなく、そっと床におろされる。
「さぁ、今から楽しいところに連れていってあげるからね」
震える足を叱咤しながら腕を引かれるまま男の後を歩かさせられる。
手を力強く握られているせいで手が痛い。
「え…」
「楽しいところまで見付かっちゃいけないから、ここで大人しくしてるんだよ?」
ぼくはおばあちゃんの家から少し離れた所に停めてあった男の車に近付くと、助手席のドアを開けるみたいに車のトランク部分を開けてそこ抱き上げられ立たされる。
そのまま肩を押され、トランクに座り込むと頭や頬を撫でられつつころんと横たえられた。
腹や足をさわさわと撫でられた後、バタンっと扉が閉じられ周りが急に真っ暗になって更に恐怖が増してきてカタカタと身体を震わせながら込み上げてくる涙を拭いつつ丸くなる。
「うぅ…こわいよぉ…おかあさん…おとうさん…おばあちゃん…たすけてぇ」
くすんくすんと身体を更に丸めて泣いていると、身体がガタガタと上下に大きく揺れはじめた。
道路がガタガタな舗装されていない所を走っているのかもしれない。
周りが真っ暗なせいでどれだけ車にゆられていたのか分からないが、車のエンジンが止まった。
「さぁ、楽しいところに着いたよ…これから沢山おじさんと二人っきりであ・そ・ぼ・うね」
男の後ろには真っ暗な闇が広がっていて、外灯などは一切無い。
また腕を掴まれたかと思うと、乱暴に抱き上げられ建物の中に連れていかれる。
「湊くんはおもちゃ好きかな?」
「な、な…んで、ぼくの名前…」
「ん?湊くんとずっと遊びたかったんだ」
連れ込まれた部屋の中には病院で見るようなベットが置いてあり、壁にはぼく位の子の写真が何枚も貼ってあった。
その数枚には黒のマジックで顔の所にばつ印がついている。
「はぁ…湊くんを見てたら苦しかった」
「え?なんでおじさんズボンおろすの…」
履いていたジャージを下ろすと、ブルンと男の下半身が露になる。
ぼくは男の行動が分からなくて気持ち悪くて逃げようとするが、ぼくの腕を掴む手が強くて動けない。
そのまま診察台の様なベッドに座らさせられると男の下半身が目の前にくる。
「ほら…お掃除して貰おうと思ってしばらくお風呂入ってないんだ」
「くさい!!」
目の前のちんちんからは悪臭が漂っていて汚れまでついていた。
ぼくの口元へちんちんを押し付けてくるので、ぼくは気持ちが悪くて顔を反らす。
そんなぼくのことはお構いなしに頭をガシッとつかまれたかと思うと鼻を摘ままれる。
「ぷはっ…え゛げっ!!」
口を開けまいとしていたが、鼻を摘ままれたせいで息ができず息を吸う為に口を開けたところにすかさず男のちんちんが侵入してきた。
そのまま喉の奥まで無理矢理押し進んでくる。
「今日は最初だからおじさんが動かしてあげるけど、早くお覚えてね」
「んごっ、ごぶっ」
余りにも苦しくて、噛んでやろうとおもうのに顎が痛くて息も苦しいせいか思考がまとまらず上手くいかない。
鼻に男の毛が当たって気持ちが悪いし、臭いも気持ち悪くて吐き気が込み上げてくるが口の中の物のせいでこれまた上手くいかない。
「げほっ…ん゛っ」
「だいぶ綺麗になったけど、お掃除早くできるようになろうね」
一旦口から男のちんちんが引き抜かれるが、すぐに口の中にもどってくる。
ぼくの唾で濡れた自分のちんちんを見て男は満足そうにぼくの頭を撫でるけど、ぼくは苦しくて男を遠ざけようと腕を伸ばすので精一杯だった。
「っ…飲んでっ」
「んごごっ」
男の腰の動きが激しくなって、苦しさと髪を引っ張られているせいで頭が痛い。
頭を押さえられそのまま喉の奥に生臭くて、熱い何かが流れ込んでくる。
その勢いがあまりにも良かったせいでお腹にそのまま入ってくるのと、鼻からも出てきて鼻の奥がツーンとしてきた。
「んぐっ…ゲェ」
「あーあ。吐いちゃった…」
男のちんちんが口からズルリと抜き取られると胃の中が込み上げてくる。
白くて生臭い液体と胃の中の物が出てきて、診察台の下に汚い水溜まりができる。
その水溜まりの中にはおばあちゃんが作ってくれた夕飯の溶けた物も混ざっていてまた涙が溢れてきた。
「もぉ汚いなぁ…」
男は大きく溜め息をつき、手早く後始末をすると蓋付のゴミ箱に汚れた物を捨てていく。
「パジャマも汚れちゃったね」
「やっ!!」
後始末が終わった男がまた近付いてきた。
ぼくが着ているパジャマに手をかけて来たのでぼくは気持ち悪くてついにその手を振り払った。
「いい子にしてないとおじさんお仕置きするって言ったよね?」
「ひぃ…」
男はぼくの髪の毛を一掴みして、ぼくを上に向かせる。
その時ブチブチッと髪が抜ける音がした。
男が近くにあったハサミをもちあげて、ぼくの着ているパジャマを引き裂いた。
時折肌に触れる金属の冷たさにぼくは緊張する。
「お腹ぷにぷにで可愛いね。あれれ?ハサミ冷たかったのかな?」
男にハサミでパジャマを引き裂かれ、パンツだけの姿にさせられた。
ぼくのお腹を脂ぎった手で一撫でした男は、恐怖で震えるぼくを見て凄く満足そうにしている。
「乳首もちっちゃいねぇ」
「やだぁ…おっぱいなんて…いぎっ」
男がぼくの胸を触ってきたかと思うと、乳首をべろりと舐められた。
生暖かい舌の滑りが気持ち悪くてぶわっと鳥肌が立つ。
男が舌先でぼくの乳首を転がしたり、吸ったりするのを止めさせようと身体を仰け反らせたが、がぶりと乳首を噛まれて動きが止まる。
今度は太股に熱いものを感じてそちらに視線を移すと男のちんちんがすりつけられていた。
「んっ!」
男の脂ぎった顔が近付いてきて唇を合わせられる。
ぐちゃぐちゃとぬるついた物がぼくの舌にすりつけられた。
鼻から息を吸うことを忘れ、息苦しさで目が霞んできたが男は一行に離れる気配がなくてぼくは早く家に帰りたいなぁと荒い息の合間にぼんやりと思っていた。
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