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第2話

ここに来てからどれくらいの時間が経ったのか分からない。 ぼくが寝かせられてるのは、男が寝ているベットの下にただ毛布を敷いただけの簡単なものだった。 「んぎゃっ!!」 仰向けで倒れていたぼくに入っている何かを男が足で蹴って奥まで押し込んできた。 ぼくはそれでバチンと目が覚めて、男を見上げる。 「何回言ったら湊は分かるのかな…朝はフェラで起こせって言ってるよね?」 「ぎゃう!!」 「なんでおじさんより早く起きられないの?」 ぼくはここに連れてこられた日は男とベットで一緒に寝ていたのだが、恐怖感で一睡もできず身動き取れないせいで漏らしてしまってからは床で寝かさせられている。 お漏らしをした日に男には殴られたり蹴られたりの暴行を受けた。 今は昨日の夜に帰りたいと泣いた事に対するお仕置きで、お尻にはちんちんの形をした大きな器具が入っていた。 「ごめんなさい…ごめんなさい…いたいよぉ」 首には首輪が取り付けられ、手足も動かせない様にされていてまるで動物みたいな格好だ。 足は太股の後ろにある棒で閉じられなくされているし、手も短い金具で首輪に繋がっている。 おばあちゃんの事も心配だし、はやくおうちに帰りたい。 おかあさんもおとうさんもきっとぼくの事を心配していると思う。 そう思うとますます涙が溢れてくる。 「おじさん言ったよね?心も身体もおじさんの物になったらおうちに返してあげるよって…」 「ひっ…そんなの…うぐっ…わ、からないよぉ」 男がぼくの中に入っている物を蹴る足は止まらまず痛みが断続的に襲ってくる。 お腹が破れるのでは無いかと思うほどの痛みにぼくは嗚咽が止まらずボロボロと涙を流すことしかできない。 「なら、素直になるお薬してあげようね」 「嫌っ!いやいやいや!!それいや!!」 ぴたりとぼくを蹴ることを止めた男はにっこりと気持ちの悪い笑みを浮かべた。 その男の手にはベッドの上に置いてあったのか銀色の細長い箱から注射器を取り出した。 それを見た瞬間、ぼくはお腹に残る痛みを忘れて全力で首を横に振り、動かない身体で後退りする。 「前の子達は早く壊れちゃったから、湊くんはなるべくがんばってね」 寝室の壁にも写真が貼ってあって、ぼくみたいに男に連れてこられた子達だと分かったのはここに来てすぐだった。 顔にばつ印のある写真は男が言うには“壊れて”しまった子達らしい。 その中にぼくの写真もあって、あの写真に早くばつが付けばいいなと思っている。 そうすればこんな事が終って、おうちに帰れると男が言っていたからだ。 「ひぃ!!」 「大人しくしてないと、他の所に刺さっちゃうよ?」 ベッドに座ったままの男に頭を床に押しつけられると、ちくんとした痛みが襲ってきて気が付いた時には注射は終わっていた。 針の刺されたところからはすぐに痛みの様な、痒みの様な物が襲ってくる。 「い゛ー!!」 「効き目が早くなってきたね」 注射をされたちんちんはぼくの意思とは関係なくむくむくと立ち上がって、痙攣する。 ベットから立ち上がった男は、ぼくの頭の上に膝立ちになった。 「はやくおじさんの舐めてよ。朝立で痛いんだけど」 男はジャージのズボンを下ろすと腰を少し落として唇にちんちんを押し当ててくる。 「い、いやぁぁ!!」 「またわがまま…」 「んぎいぃぃ」 首を振って拒否すると、敏感になっているちんちんの皮を引き降ろされた。 痛みと、外気に触れるスースーとした刺激に勝手に腰がびくびくと震える。 うっすら開けてしまった口を無理矢理こじ開けて、男のちんちんが口の中に入ってくる。 「んげっ…んごっ」 「湊くんはおじさんのおちんちん歯ブラシで朝の歯磨きできるし、おじさんは気持ちよく起きれるからはやく覚えるんだぞ」 「オ゛ゲッ、げぶっ」 女の子じゃないからおっぱいを触っても楽しくないと思うのに、喉の奥をトントンしながら乳首もクリクリといじくり回される。 ぼくは何をされようと、もう気にして居られない。 喉の奥をトントンと押されると苦しいし、喉が痛いし早く終わってほしい。 「出すぞ…」 「んぶぶっ」 男の声にやっと終るんだと頭の隅でぼんやり思っていると、喉の奥にあの生臭い液体を出される。 「おげっ!!」 「おっと朝一のやつも出してやるから溺れるなよ…」 ショロショロと今度は生暖かいサラサラとした液体を出される。 おしっこされて居ることに気が付いたが、男には頭を押さえられ身動き取れないので、溺れない様に液体を飲み込もうとするが上手くいかなくて口の端から垂れて下の毛布を濡らしている。 「ゲホッ…ゲホッ…オェッ」 ぼくがやっと解放される頃には、何故か手足も痺れ意識も朦朧としてまっていた。 鼻の奥もツーンとしていて、ほとんど吐いてしまったので気持ち悪い臭いがぼくの周りに漂っている。 「あはは。湊くんもお漏らししちゃったのか」 「えうっ」 お腹に入っているもののせいでお腹の下の感覚は既に無い。 それに、注射のせいで心臓がバクバクとしている音で周りの音も聞こえにくくて男が何を言っているのかすら分からない。 男は立ち上がってぼくのお尻をまた蹴ってきた。 「んぎゃぁぁぁぁ」 「湊くん駄目だよぉ…気持ちいいって言わなきゃ」 「やめて!ごめんなさい…やめてください…ごめんなさい」 ぼくのお腹は歪に膨らんでいて、男がぼくのお尻を蹴る度に、ぽこんぽこんと中の物がお腹の皮を押しているのが見える。 それをなんとか上半身を丸めて耐えるけど、涙が止まらなくてその涙はぼくの排泄物と吐瀉物で汚れた毛布に吸い込まれることはない。 「ほら泣いてないで、いつものするよ」 「うぐっ…やだ…あれやだ」 ぐいっと首輪を掴まれ床を引きずられる。 膝や踵が擦れてチリッと痛むが、ぼくはそれどころではない。 男に今から連れていかれる場所では地獄の時間が始まるからだ。 「ふぎぎぎぎぎ!!!」 「ほ~ら。乳首びよんびよーん」 ぼくは病院の診察をするベットの上に寝かせさせられ、両手両足を診察台に縛られていて大の字の格好から身動きが取れなくされている。 男にまた注射を打たれたぼくの痛いくらいに固くなった乳首を、男に玩具みたいにいじくり回される。 ぼくの乳首を玩具にしている男は先程から上機嫌だ。 「湊くんのおっぱい一生お洋服着れないくらいにおっきく敏感にしようねぇ」 「ぎゃっ!」 男が取り出した針を取り付けるところのない注射器で乳首を吸われる。 シリンダーの中に肉が吸い込まれていって、ピストンを引く度にどんどんぼくの乳首はシリンダーの中に吸い込まれていって伸びていく。 「やだ…もどしてぇ…ぼくのちくびもろしてよぉ」 「シリンダーから抜いたらちゃんと戻るよ?」 「いっうぅ」 「でも、毎日続けたら戻らなくなっちゃうね」 手足の拘束がなくなったと思ったら、今度は天井から吊るされた。 男が満足そうにシリンダーを弾くと、プルプルとシリンダーが上下に揺れる。 ぼくは頭を下向きに吊るされてしまったので頭が痛くなってきた。 「今日はどれだけ入るかなぁ?」 「あぐっ、あう…」 男が水のたっぷり入ったバケツを片手ににっこり笑っている。 バケツにはゴム製のチューブが入っていて、男はそれに別のチューブをとりつける。 「びゃぁ!!」 男はぼくに入ったままになっていた物にチューブを取り付けるとお腹に冷たい水が一気に流れ込んできて、どんどんお腹が重たくなってくる。 「ひに゛ゃ゛あ゛あ゛ぁ゛」 「可愛いお腹になってきたね」 男は水のせいで更にぽっこりと膨らんだお腹を力いっぱい握りしめてきた。 あまりの激痛に身体に力が入る。 「お腹が破けるのが先か、お尻のを自力でひりだすのが先か…楽しみだねぇ湊くん?」 「たっ…すけ…」 お腹はグルルと更に音を立てていた。 男はお腹を優しく撫でたり、かと思えば殴るように強く押したりしてくる。 「湊くん気持ちいい?」 バシッ 「ぎゃあ」 お尻を強く叩かれ、身体にがぎゅぅっと力が入って遂にお尻の物が全部外に飛び出した。 凄い音と一緒に液体が床に飛び散った。 ぼくから出た透明な液体はタイル張りの床を滑り排水溝に吸い込まれていく。 + 「ぐおー」 男のイビキが部屋に響いている。 お腹は朝のモノより大きな物が突き刺さっていてウィンウィンというくぐもったモーター音と共にお腹が動く。 「はぁ…はぁ」 おとうさんとおかあさんはぼくの事を心配してくれてるかな。 学校の友達はどうしているかな。 明日はもしかしたらぼくをおうちに帰してくれないかな。 なんにちもごはんを食べてないからおなかがすいたな。さ でも…朝になったらおじさんが起きてきちゃうからもう朝が来なければいいな。

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