6 / 6

<あとがきとオマケ>

 最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。うぉ~~い!なんだよこれ!というお叱りは覚悟のうえでUPいたしました。腐女子&腐男子皆さんの脳内創造力と脳内映像の力があってこそ成立している小話となりました。  社長の庭でカボチャの苗が育っているのをみつけ、手入れを放棄した社長にかわり受粉をはじめ手入れをした田崎。収穫したあと、ヘタが乾いて枯れるまで熟成(家に閉じ込めた)それを包丁で割り(蹂躙)ポタージュにした(トロトロに蕩けさせる) という……ストーリーとはいえない筋書きを「BL的」な表現でまとめてみました。カボチャと過ごした4ケ月の田崎物語です。  拍子抜けした読者の皆様に申し訳ないので、カボチャのポタージュのレシピをおまけとして追記いたします。  某ホテル総料理長を務めたフレンチのシェフ直伝のレシピですので、是非お試しください。 <材料:4人分> バター  20g 玉ねぎ  50g セロリ  1/2本 人参   30g かぼちゃ 200g ブイヨン 500cc 牛乳   200cc 生クリーム 50cc 塩胡椒  適宜 ローリエ 1枚 1.玉ねぎ、にんじん、セロリ、カボチャは皮を剥いてスライス。カボチャ以外をバターで炒める。 2.しんなりしたらブイヨン、カボチャ、ローリエを加える。 3.カボチャに火が通ったらローリエを取り出し、全てをミキサーにかける(熱いうちに) 4.よりなめらかな食感を目指す場合一度濾す(この手順は飛ばしてもいいです) 5.鍋に移し牛乳と生クリームを加え塩胡椒で味を整える。煮立てないように。 6.皿に盛り、刻みパセリと生クリームで飾る。 <アレンジ> カボチャではない素材を使うと色々なポタージュができます。 牛蒡、栗、じゃが芋、トウモロコシ、人参、ブロッコリー、えんどうなどの豆類、などなど。ただし青物は色が飛んでしまうので別茹でして氷水で色止めしたものを使います。ミキサーで撹拌するときに加えると、とてもきれいな色に仕上がりますよ。  こんどこそ、本当に「おしまい!」  せい

ともだちにシェアしよう!