2 / 6

幼馴染

「陸人!はよ〜!」 午前8時、俺の幼馴染はいつものように玄関に現れた。 小学校からの付き合いで、お互い知らない事がないくらい仲が良い。 と、俺は思っている。 俺の幼馴染はいわゆる美形というやつで、男女両方にモテる。 180センチある身長に、サラサラな茶髪、そして垂れた二重の目。 そして性格も良くて、基本誰にでも優しい。 運動神経も抜群。でも、勉強はあまり好きじゃない。 そんな男だった。 「はよ、廉」 そう挨拶を返すと、眩しいくらいの笑顔で俺を見ていた。 今日も相変わらずかっこいいことで。 言ったら調子乗るから言わないけれど。 「ね、朝ごはん食べよ。食堂行く?購買にする?」 …んん…どうしようかな 特に食べたいものないし。 「どっちでもいいかな」

ともだちにシェアしよう!