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第1話

「…あの、バカッッ」 海水浴場。そこで要救助者がいる海に向かっているライフセーバー、小芦那緒也の背中を目にしたライフセーバー、海道快司はその顔を歪めた。 少し前、海水浴場で那緒也に出会った快司はその美貌を見るや否やその顔を綻ばせた。 可愛い―っっ。 タチで独身の快司はベテランのライフセーバーで色黒の美青年。 一途で男一筋三十年の富豪でもある快司は充実感を得るため働いている細マッチョでライフセービングを競う大会で優勝した事もある実力者。 自己紹介の後、上司に那緒也を連れパトロールに行くよう言われた快司は解りました…と言い那緒也を連れパトロールをし始めた。

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