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あとがき、続編のお知らせ

三都(さんと)幻妖(げんよう)夜話(やわ)(2)大阪編」を最後までお読みくださり、ありがとうございました。  作者の椎堂(しどう)かおるです。 「京都編」と比べて、「大阪編」はバトルシーンがあったり、怪我(けが)したり泣いたりと、少々しんどい話もありましたが、読者様にはお楽しみいただけましたでしょうか?  そうだといいなあと願いつつ、fujossy版のあとがきを書かせていただいております。  よかったら、ご感想をいただけますと(うれ)しいです。簡単にでもガッツリでも、皆様からのコメントを、いつでも楽しみにお待ちしております(^^) 「大阪編」は「京都編」と同じく、もう古い原稿です。2009年ごろに書いたものを再掲(さいけい)させてもらいました。  内容的に、携帯電話がガラケーだったりと、古すぎるところは少々手直ししましたが、ほぼ原文のままです。 「京都編」でラブラブでエンディングを迎えたアキちゃんと亨が、「大阪編」ではもう危機や……。勝呂(すぐろ)くんは亨にとっては恐ろしい敵だっただろうなと思います。 「京都編」でライバルだった(?)トミ子ちゃんもリニューアルして登場したり、(その)先生もまだいたり。おかんや(まい)ちゃんや、アキちゃんのおとんまで出てきたり。それから御神刀(ごしんとう)水煙(すいえん)。  なんだか人多くなってきましたね。  それはこの「大阪編」や、一作目の「京都編」が、三作目の「神戸編」の序章だからなのです……。長ッΣ(゚Д゚) すみません!!  引き続きfujossyさんで、(3)「神戸編」の連載をさせていただこうと思います。  ここからが、とても長い、長〜いお話ですので、読者の皆様にまた「神戸編」のあとがきでお会いできるのか心配です。読んでくださる方がいらっしゃるといいな……と思っています。 「神戸編」は恋愛ものというよりはファンタジーの要素が強くて、恋愛ももちろんあるのですが、アキちゃんと亨が力を合わせて、神戸を大厄災から守るお話です。  アキちゃんはここまでのお話でも少し出ていましたが、人身御供(ひとみごくう)となって神様を(しず)める仕事をしている家柄の子です。いわゆる生贄(いけにえ)ですね。  そう聞くと、すでに全く楽しい予感はしないと思いますが、どうなるのかなあ!!  今まで以上に式神(しきがみ)やら巫覡(ふげき)やらが登場してきて、それっぽいお話になっていきます。  でも、いわゆる和風ファンタジー! というのではなく、あくまで皆様や私のすぐ隣で起きている、電車で隣に座ってる人が実は神様だったり、鬼だったりという、とても身近な世界の物語として書きました。  アキちゃんや亨が、そこらへんのスタバやコンビニにいそうな感じに思ってもらえたらいいなと思います。  よかったら彼らの活躍する「神戸編」の物語に、引き続きお付き合いください。  また次のあとがきでも、皆様にご挨拶できるよう願っております。 2019/02/02 椎堂かおる

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