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第16話
シラフな独歩がオレの前でパンツを脱ぐ日が来るとは思わなかった。
その前にオレもシラフの独歩の前でパンツを脱がなきゃ出来ないんだけど。
悪酔いしてる独歩にエッチをしてることは、酒が抜けきったあとには忘れてる彼は知らないことだから、このオレの懇願に独歩がのってくるとは思わなかった。
……へにゃちんじゃない独歩のチンコを見るのは大学のサークル合宿の大浴場以来で緊張した。
けどこうでも行動しなきゃ、お互いの親友以上の関係の壁を越えられない。
オレは意を決して下半身身に付けたものを全て脱いで、オレのベッドに座った。
「ほらぁ、どっぽちん。早くー?」
「……お前には羞恥心というものはないのか?!」
「脱がないなら俺が脱がせちゃうぞぉ」
オレは独歩の腕を引っ張り、ベッドに上げた。
「一二三、待てっ。……自分で脱げる!!」
「ほらほら早く。男同士なんだから付いてるものはおんなじっしょー?」
通常の状態でもオレのほうが一回り大きいの、オレは知ってるけど。
独歩は予想以上に脱がないから、オレは内心焦ってた。
やっぱりなしなんて言われたら、先に丸出ししたオレのチンコが切ない。
「どっぽちんに、タックルー!!」
「わっ!!……やめろ一二三っ」
オレは悪ふざけをしているように、独歩のズボンとパンツを一緒に下ろした。
「……」
「っ!!」
「どっぽー、なんで勃起ってんの?」
独歩のチンコは既に反応して勃起っていた。
「……うるさい」
「もしかして、期待しちゃってる?どっぽー可愛い」
「いい!!自分で処理してくるっ」
「ウソウソ。どっぽちんのチンコシコってあげるから、オレのチンコはどっぽちんがシコって?」
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