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第2話

あー、頭が痛い。 体が久しぶりに痛いなぁ…えっ!?…まさか。 横を見ると、そうたさんが眠っていた。 「嘘…今何時?…。」 時計を見るとまだ午前4時。 昨日眠ったのが午後12時前…。 もう少し寝れるから…。 モソモソとそうたさんにくっついて寝た。 「おはよう、れーちゃん。俺もう出るから。」 「んん…いってらっしゃい。むにゃ。…」 そうたさんはまだ眠い俺に毛布をかけてくれた。 「?…あっ…もう午前10時だ。今日は講義無いしご飯作って待っとこう。…」 洗濯物を干して、掃除して、ご飯を作る。 「ただいま。…良かった。帰ってなかった。」 そうたさんは俺を見ると安心したような顔をした。 「お帰りなさい。だって、忘れさせてくれるんでしょ?しかも、ヤり逃げはさすがに…。」 そこまで俺も酷くないし。 「わっ…カレーだ!!」 「カレー、好き?」 「うん。結構好き。特に中辛ぐらいが。」 「良かった。…中辛買って。」 カレーはがっつりと完食され、食後のメロンソーダを飲んだ。 「昨日、飲んでたけど…好きなの?」 「?うん。シュワシュワで甘くて美味しい。」 「そっか。れーちゃんみたいだね。」 「えっ!?」 「人を魅了する雰囲気に、甘そうな体。」 顔がどんどん赤くなっていく気がした。 「今夜も逃がさないよ?」

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