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ゲスト5
腹からは腸が動くグルグルという音がしており、それに伴い全身に激痛が襲ってくる。
俺の視界は自分の涙のせいで霞んでいて、幹弘がどんな表情をしているのか分からない。
「つか…たす…つ」
「息子に助けを求めてるの?息子と言えど、他の男の名前を出すのはルール違反だよね?」
「ひぃ!!」
急に髪を掴まれ顔を引き寄せられる。
髪が引っ張られる痛みと恐怖でつい声が出てしまった。
体勢が変わったせいで先程より強い痛みが俺を襲う。
「ふふふ。お腹痛い?俺からでもお腹がグルグル言ってるの分かるよ?」
「やっ…やめっ」
髪を掴まれたまま、幹弘に見下ろされ俺の目からは更に涙が溢れる。
妙な猫なで声も更に俺の恐怖心を掻き立てた。
頬を伝う涙が顎に溜まっているがそれを拭う気力さえない。
「まぁいいや。これからもっと楽しい事するんだから」
「うぅ」
髪を掴んでいた痛みから解放されたが、すぐに首輪に手をかけられベッドへ引き上げられる。
ベッドの上では、龍二がまだすやすやと寝息を立てていた。
少しのデジャブを感じながら、俺は幹弘の指示を待つしかない。
「浩介は龍二に挿入してみせて?」
「え?」
「聞こえなかったか?龍二に、今から、浩介が、挿入する。分かった?」
俺が予想していなかった事に、思わず一瞬思考が止まった。
どんな酷い仕打ちを受けるのかと戦々恐々としていた俺は、幹弘の言葉に不意を付かれ真意を探る為に幹弘の顔をまじまじと観察してしまう。
幹弘は俺が分かっていない事を悟ると、言葉を区切ってわざと子供に話す様に言ってきた。
「あぁ…ハーネス着けてたら挿入できないか」
「そうじゃ…なっ」
全く動けないでいた俺に、幹弘は何かに気が付いてにっこりと笑った。
まず胸に着いていた器具を外され、続いてペニスに取り付けられた器具も外される。
胸にもペニスにも器具の痕がくっきりと残っていた。
俺は器具が外されるのを身動きする事もできず、ただこれ以上幹弘の逆鱗に触れない様に大人しくしていることしかできない。
「うーん。乳首はもうちょっとだな…」
「いっ…」
器具が外された俺の身体を幹弘は上から下までまじまじと眺めていたかと思うと、乳首を親指と人差し指で力強く摘まむ。
胸への鈍痛に身体を後ろに反らした所で、腹部への痛みが再び襲ってくる。
腹痛は波があり、治まっていたかと思うと今の様に痛みがやって来たりするのでなんとか下半身に力を入れて我慢するしかない。
俺に自由などないのだから。
「母乳もこれで一旦打ち止めか」
「いた…痛い…や、やさし…」
俺が腹の痛みに耐えているのに、幹弘は俺の胸をむんずと掴んで反対の手では乳首をピンピンと指先で弾いたり、乳首に取りつけたピアスを引っ張ってくる。
掴まれた胸も、ピアスが引かれて皮膚がひきつるのも痛い。
せめてもう少し優しくして欲しいとお願いしようにもそんな隙もなく刺激が襲ってくる。
「さぁ。龍二も準備が必要だな」
「うぅ~ん」
幹弘の手が離れていき、俺は小さく息を吸い込んだ。
幹弘が龍二の膝に手を差し込むと、ぐいっと身体の方へ折り込む様に倒す。
俺は腹の痛みを誤魔化す為に、腹に手を添えて二人を見守る。
痛みで脂汗が米神を伝うのを感じるが、少しでも動くと激痛が襲ってくるのでふぅふぅと息を整えているだけで精一杯だった。
「やっぱり龍二は若いから、慣らしても戻るのが早いな」
「んっ、んっ」
幹弘が龍二の孔に指を2本、するりと挿入する。
少し腹側に指を曲げると龍二の身体が仰け反った。
ゆるゆると指を動かすと水音とも空気を含む様なとも何とも言いがたい音がし始める。
「龍二の弱点はっけーん」
「んあ゛あ゛あ゛」
幹弘が指を3本に増やしたところで、指の動きが変わった。
ずっぷりと深く突き刺さった指に翻弄され、龍二の腰が浮いてくる。
弱いところを重点的に攻め立てられ足がピクピクと痙攣している。
「外からも前立腺叩いてやるよ」
「お゛っ、お゛お゛」
ぐちゅぐちゅという粘度の高い水音が部屋に響く。
龍二からは下品な声が上がりはじめているが、幹弘は気にせず刺激を続けている。
内側から前立腺を刺激しながら、親指で睾丸の下をぐりぐりと押しているのを見せ付けられている俺は勝手に下腹部が疼き出していた。
腹の痛みは少しましになってはきたが、今度は強い排泄感が襲ってきて焦りを感じる。
公園でのあの屈辱的な出来事はほんの数日前に起こった事なので、記憶も鮮明だ。
もうあんな思いはしたくない。
「浩介?ぼんやりしてないで、早く入れないと龍二の孔が寂しそうだぞ?」
「んあ゛、んんっ」
じゅぼっという音と共に引き抜かれた指はテラテラと龍二の分泌液で濡れており、その濡れた手でアナルを広げてみせてくる。
龍二のアナルは縁が盛り上がり、身体が元に戻ろうとヒクンヒクンと収縮していた。
口からはだらしなく舌が垂れてきているが、龍二が起きる気配は一向にない。
「浩介も久々に前で気持ちよくなってもいいんだぞ?折角のゲストをもてなしてやるのもホストの役目だから、遠慮することはないぞ」
クスクスと笑う幹弘の言う通りに、俺はおずおずと膝這いで龍二に近づいていく。
膝にまとわりついてくるシーツのさらさらした感触にすら身体が反応し始めるが、なんとか自分を騙しながら移動する。
「浩介もビンビンだな。ずっと後ろのトレーニングばかりだったから、奴隷の先輩として後輩を指導してやらなきゃな。浩介そう言うの得意だろ?」
「そ…そんな」
俺の勃起しているぺニスを見て笑う幹弘に、俺は頬が熱くなる。
しかし、続いた言葉に俺は自分の今の立場を思い出して押し黙った。
「え!ちょっ…」
「んんんっ」
俯く俺のペニスに手が伸びてきて、龍二のアナルに押し付けられた。
プチュッと言う小さな水音と共に俺のペニスが龍二に沈んでいく。
妻が亡くなってから子育てと日々の生活で忙しく、本当に久々の直接的な刺激に背中がぶるりと震える。
自分の手や、他人の手ではないみっちりと肉に包み込まれる感触を貪りたい欲求に駆られる。
頭を振って欲求を振り払おうとするが、龍二の膣は俺を求める様に絡み付いてきた。
「ふっ、ぐぅ…」
「突いてあげないと、龍二が我慢できないみたいだぞ?」
「こ、こらぁ」
龍二は自分の親指を赤子の様にしゃぶり、ちゅっちゅと音を立てながら口を動かしている。
しかし下半身は刺激を求める為に腰がゆらゆらと動き始めていた。
俺と龍二の接合部は小さなくちゅくちゅと言う音がしている。
「ひっ!!」
「んあっ」
龍二越しに幹弘に引き寄せられ、龍二にずっぷりと俺のペニスが突き刺さる。
勢いよく飲み込まれたペニスを龍二の膣は搾り取る様に締め付けてきた。
遂に欲求には勝てず、龍二に腰を更に押し付ける。
「んっ、んっ、あ゛っ」
「龍二…ごめっ」
龍二の腰を掴んで出し入れをする。
引き抜く時は俺を離すまいと肉が絡み付いてくるし、押し込む時は更に奥に引き込むように吸い付いてきた。
女性の性器とも劣らぬ気持ちよさに腰が止まらない。
「あーあ。どう?教え子や、息子より年下の子にに挿入する気分は?」
「え…ひぎっ!」
幹弘が耳元で囁いた事で一瞬動きが止まるが、すぐに尻に鋭い痛みが襲ってきた。
ビリビリと電気が流れた様な痛みに、視界にチカチカと火花が散る。
振り返って痛みの正体を見ようとしたが次々に痛みが尻だけでなく背中にまで襲ってきた。
パシンパシンと言う音と共に襲ってくる痛みに身動きができない。
「自分ばっかり気持ちよくなってないで、龍二を気持ち良くしてあげなきゃ駄目だろ?」
生理的な涙が浮かぶ目で何とか見えたのは、細い鞭を持った幹弘だった。
どこからそんなものを持ってきたのかという疑問を持つ暇もなく、動きを止めていると次々に痛みが襲ってくる。
なんとか動きを再開させると、痛みが止んだので龍二の事を考える暇もなく腰を動かすしかない。
「あ゛あ゛っ、お゛お゛」
「龍二も盛大に吹き上げちゃってるな。浩介も遠慮しなくていいんだぞ?」
「む、鞭…やだ」
「あぁ。いいだろ?龍二が入ってたトランクに入ってたんだぞ?動きが止まるとまた叩いてやるからな」
龍二のぺニスから精液が吹き出すが、俺は止まるわけにはいかない。
動きを止めた瞬間に鞭による痛みが襲ってくるからだ。
しかし、そろそろ俺にも限界が近づいている。
「うっ…ひぎぃ!!」
「イッた瞬間に叩かれて、お尻のまでひり出しちゃった?蛙の卵みたいだな」
ついに限界がきて龍二の膣にぶちまけた瞬間俺の動きが止まったのを見計らって再び鞭の雨が俺に降る。
全身に力が入って、尻の中の物が押し出されてきた。
俺の予想に反して液体は飛び出して来なかったが、今はそんな悠長な事は考えていられない。
俺の母乳でできた液体と、ピンポン玉大のボールがゴムみたいな固まりになり俺の胎内から鞭が振り下ろされる度に下品な音を立てて出てくる。
「うっ…」
「龍二の口が寂しそうだね」
「ん…ちゅ」
「りゅっ、つよっ…はなし」
ハァハァと息を整え、後から襲ってくる痛みに耐えていたが俺は力尽きてベッドにどさりと倒れこむ。
幹弘が龍二の咥えている親指を取り上げ、俺の胸元に顔を寄せさせる。
龍二は仔犬みたいに鼻をひくひくさせて俺の乳首に吸い付いた。
思いの外強い力で吸い上げられて、痛みを忘れて俺は焦る。
「ふぁ。これでやっと俺も仮眠がとれるな」
「な、なに…外して!!」
幹弘が、俺と龍二を接合したままで拘束した。
俺は焦るが、幹弘は大きなあくびをしながら部屋を後にする。
この部屋を出ていこうにも龍二と接合したままでは身動きもとれず、変に動くと俺のペニスが龍二を刺激してしまう。
龍二にちゅっちゅと乳首を吸われ、まだ首が座っていない頃の司の事を思い出してまた涙が溢れてきて俺は声を出さずに泣いた。
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