「あっ、ああ………っ、ん、んンっ…」 「乳首きもちーな？」 「んっんっ………き、もち………っ」 「ふふ、素直で可愛い」 翔の口内へ一度目の射精をした後、今度は翔の体をひっくり返して肉厚な尻に触れた 翔に吐き出させた濃い精液と翔自身の愛液を潤滑剤代わりにして指を奥に進ませていくと、翔はぴくぴくと体を跳ねさせてそれを飲み込む Tシャツからぷっくりと浮き出た乳首を布越しに弄ってやると、唇をきゅっと噛み締めて腰を反らせる やっぱり翔の乳首はオレと違って明らかな性感帯で、翔はんっんと小さく声を漏らしオレの言葉に同意する 「んっんっ………あ…っ、ンンっ…」 「翔のここ、少しずつ柔らかくなってきたな」 「あぅ…………っ」 「ほら、もう3本入った」 翔の後ろの穴に3本目の指をずっぷりと埋める 肉が厚くて大きな翔の尻はあっと言う間にオレの太い指を飲み込み、ひくひくと皮膚を呼吸させている そのまま3本の指を翔の中で激しく出し入れすると、途端に翔の喘ぎが大きくなる くちゅくちゅと響く下品な音は、オレの中の何かを掻き立てて自身をますます硬くする 「あぁっ……ん、んっんっんっ………！」 「翔、可愛い………」 「やぁっ……あっ、ん………っ…そこっ……」 「ん、ここ擦られんの好き？」 今度は翔の中で指をくいっと動かし、前立腺付近を指先でカリカリと擦る どうやら翔はこうされるのが好みなようで、慣らす目的とは別に翔へ快感のみを与える 細い脚を大きく開脚してオレの指を受け入れる翔 スレンダーな割に内腿には少し肉が多めでむっちりしているのがまた愛おしい 再び指の出し入れを激しくすると、ビクビクッと体を震わせ足をピンと伸ばす 翔は慣らす時、少し激しめにされる方が好き だけど激しくできるのは、指だからだ 指3本より幾分か太いオレのもので本気で激しく突くと、翔を壊してしまう可能性もある 事実、何度か女子を壊しかけたことがある 本当はもっと激しくしていいか、と問い詰めたい だけどもう一度させて、に加えてそんなお願いをするなんて厚かましすぎるし贅沢だよな そう思い己の心にセーブを掛けていた それなのに 「アキ………っ、今日は…いつもより、激しく動いても……いいよ…………っ？」 「…………え？」 「いつも、加減してる、でしょ………っ？」 「翔……………」 オレの何からそれを悟ったかは定かではないが、翔はオレが力をセーブして翔を抱いていることを知っていた そしてそれを知った上で、オレのために力の解放を許してくれている もちろん死ぬほど嬉しいさ だけどこれは、翔にとっては負担を増すということ 「ありがとな、でも本気でシたら翔が壊れちまうから」 「…………………いいよ……」 「へっ？」 「……アキになら、壊されてもいいよ…………」 時が止まったような感覚 あのツンデレで照れ屋な翔の口から出ている言葉は、本当に翔のものなのだろうか 理性の糸が激しく揺れて、今まで押さえていた何かがあと少しで一気に解放されてしまいそう そのくらいにオレの中での限界が近付いていることを、オレは自覚している 翔が自身の中からオレの指を抜かせる 力の抜けきっていたオレの指は、いとも簡単に翔の中から顔を出す ヤバい………あんなこと言われたらオレ…… 「アキが思うままに、俺を抱いて…………？」 そして翔は両膝を抱え大きく開脚すると、ぱっくりと口を開けた穴をオレに見せつけるように広げた 翔の顔を見つめるとその整った形の瞳は恥じらいながらもオレをじっと見つめ、頬は赤く高揚している めくれたTシャツからはぷっくりと膨れた胸の突起が露わになり、細い腹はふぅふぅと呼吸をしている ドクン、と心臓を針で刺されたような感覚 それとともに、オレの中にあるいくつもの理性の糸が一気にブチブチッと音を立てて千切れた 「ひゃあっ………！」 「翔、挿れるぞ…………？」 「んっ………き、きてっ…………」 「っ………………」 翔の脚の間に入り、そしてその脚をぐっと更に大きく開かせる そして履いていたスウェットと下着を脱ぎ捨てるとひくひくと呼吸する翔の穴に素っ裸の自身を当てがう こんなオレに全てを預けてくれるんだ もううだうだ悩むことなんてしない 翔が求めてくれることに、オレは全力で応えるだけだ きっと翔も、オレの全力に応えてくれるはずだから 「壊すかもしれないけど……許してな」 震える翔の耳元でひっそりと囁く 涙で濡れた瞳をぎゅっと強く瞑った翔はコクコクと首を縦に振って何度も頷く そんな翔の唇に柔らかく触れるだけのキスをすると、オレは自身のものを翔の中へと押し進め始めた