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第686話 R18
***
3日後。明日に始業式を控え、寮に帰ると既に誉君がいた。
離れていた期間を埋めるように、誉君にくっついて匂いを嗅ぐ。
「片付けができないな」
「いい匂い」
「泰介もいい匂い。」
唇を重ね、いやらしい水音をたてて舌を絡める。
苦しくて逃げようとすれば、強く抱きしめられてそれが叶わない。
「んっ、ぁ、ほまれ、く······っ」
「ベッド行くか」
「えっ!?」
抱っこされてベッドに運ばれる。
性急に服を脱がされ、お腹を撫でられる。
「ぁ、お風呂入ってないよ······」
「いいよ」
「俺か、俺が良くない!汚いもん······っ」
「汚くない」
またキスをされて、言葉を無理矢理飲み込まされる。
「ずっと我慢してたんだ。わかるだろ。」
「う、運命の番同士が離れるのはダメって、本当なんだね!?」
「嘘だと思ってたのか?······ほらこれ。お前の匂い嗅ぐだけでもうこんなことになってる。」
手を取られ、それを誉君の股間に導かれる。
硬くて、熱くなっていて、嬉しさと恥ずかしさに顔に熱が集まる。
「なあ、いいだろ。抱かせてくれ」
「ぁ、う······優しく、してね」
またキスをして、それと同時に乳首を抓られる。
喉がクゥっと鳴り、誉君の手から逃げようと体を捻った。
「ひぁっ!」
誉君が俺の乳首を舐めている。
緩く勃った乳首を軽く噛んで、吸われると、顔に集まっていた熱が下半身に溜まって、ペニスが勃起しだしたのがわかった。
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