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第688話 R18

「っも、もう、誉君······お願いだから、いれて」 「まだそんなに解せてない」 「もういいからぁっ、意地悪、しないで······」 溢れてくる涙。誉君が目尻にキスをして、涙を拭う。 「わかった」 「ん、早く」 誉君が挿れやすいように、恥ずかしいけど自分で足を開いてじっと待つ。 下着を脱いでゴムをつける誉君のそれは、もう硬く大きくなっていて、それが今から中に入るんだと思うとドキドキする。 思わず手を伸ばして、それに触れると「こら」と言って怒られた。 「お前があんまり煽るから、俺だって我慢するのに必死なんだぞ。」 「え······が、我慢、しなくていいんだよ······?」 「するよ。傷付けたくないから」 そう言って俺を抱きしめた誉君。 その間にピトっと、後孔にペニスが宛てがわれ、深呼吸をして力を抜く。 「ぁ、ほまれ、くん」 「っ、やっぱり、まだちょっときついな」 少し抵抗感がある。それと違和感が。 誉君は俺が痛くないか確認しながら動いてくれて、太い部分が中に入ると動きが止まる。 「ん、はぁ、は······」 「泰介、奥まで入っていい?全部いれていいか?」 「い、いい、いいよ、きて」 誉君の背中に回した手に力を入れて、より強く抱きしめる。 誉君はちゅっと、触れるだけのキスをしてまた腰を動かす。 「っあ、あ、っ!ゃ、すご、い······ぅ、深い、ぁ、あぁっ、あ、あ!」 ゆっくりと中に入ってきたそれは、遂にそれ以上は入らないと固く閉ざされた奥に触れた。 でも誉君はまだ奥に入りたいみたいで、そこを先端でコツコツと突く。 「あっ、あ、っやぁ、それ以上は、無理、だから······っ、ぁ!」 「大丈夫、ほら、柔らかくなってきた」 「ん、んぅぅっ!だめ、だめぇ······あっ、あぁ!」 誉君の背中に爪を立てて、気持ちよさでおかしくなりそうなのを我慢する。 「は、ひっ、ひぁ、だめ、入っちゃう、あぁっ、ぁ、や、んぁ、ああ!」 「うん、上手だ。大丈夫だから、そのまま力抜いて」 「ぁ······っあ、あ、あ゛っ!?」 コツコツと優しく動いていたそれが、急に強くなって、ゴチュンと硬いそこに一気に嵌った。

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