さっきまで二人で眠っていたベッドに戻ってきて、そこに座り何度もキスを繰り返す。 ジンジンとした熱は昂る一方で、早く彼に触ってもらいたい。 「優一さん。少しでも痛かったり辛かったりしたら絶対に伝えてください。貴方は我慢しそうで……」 「ん、だって、大人の意地っていうのが、あって……」 「ちゃんと言うって約束してくれないと御預けです。」 御預けなんて絶対に無理だ。 すぐに約束をすると彰仁君は満足そうに口角を上げた。 上の服を脱ぐと優しくベッドに押し倒される。 深く息を吐いた彼は俺の首にキスをしていくつもの跡をつけてくる。 「ぁ……見えないところにして……恥ずかしいから……」 「うちの会社は服装自由だし、隠せます。問題無いですよ。」 「あ、あっ、もう……」 胸元におりてきた唇は、今度は乳首に吸い付いた。 腰がビクビクしてしまう。熱い舌が勃起した乳首を舐めて、白い歯に甘く噛まれる。それだけで声が漏れて恥ずかしさに耐えきれずに手で口を覆った。 「ダメです。聞かせてください」 「っ、き、気持ち悪い、でしょ」 手はすぐに彰仁君の手によって剥がされてしまう。 「ううん。可愛いから聞かせて」 ぐるぐる悩んで、言うことを聞くことにした。 彰仁君の手が下履きにかかる。 「腰あげてください」 「……っ」 「できない？恥ずかしい？」 「っ、は、ずかしい……」 俺から誘ったのに裸を見られるのは恥ずかしい。 発情期以外でこんなことをするのは初めてで、まともな頭だと羞恥心にやられてしまう。 「ああ、そうか。俺が脱いでないのに優一さんばかり脱がせるのもおかしいな。」 彼は勘違いを始めて勢いよく服を脱いだ。 下着姿になった彼。そこはもう大きなペニスで押し上げられている。 「お、っきい……」 「……そんなに見られると恥ずかしいです」 「あ、ごめんね……。あの、触っても、いい？俺も、君のこと良くしたい……」 聞くと、困ったように笑いながらもダメだとは言わなかった。 手を伸ばして、下着の上からそれに触れる。熱い。どくどくしてる。 下着をずらすとブルンッとそれが出てきて、恐る恐る直接触れてゆっくりと扱く。 「こ、こんなの、入る、かなぁ？」 「無理にはしないので安心してください」 「……これ、気持ちいい？」 裏筋に少し強めに触れ、カリの部分を人差し指と親指で作った輪っかで扱く。 「ん……っ」 「彰仁君に満足して貰えるように頑張るね」 「そんなことしなくていいです」 手を止められ、顔を上げるとキスをされる。 ふにゃふにゃな思考になっている間に下履きが剥ぎ取られた。