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だってあんたは R18

乳首を抓られて息を吐く。それと同時に後孔に指が挿入された。 最近は全くしてなかったから、正直少しきつい。 「痛い?」 「っ、痛くないけど……んっ、ちょっときつい……っ」 「こっち向いて」 顔だけ振り返ると、唇が重なっていやらしい水音を立てながら舌を絡めあった。 ふんわりとしだす頭と、体から無駄な力が抜けてきつかったのがましになる。 「っは、はぅ……ふ……っ」 「二本入ったらいいか」 「ぁ、ゆき、っん、幸鷹、ちょっと、そこあかん……っ!」 前立腺をクイクイ触られて声が漏れる。 指が抜けて、幸鷹にもたれ掛かると、そのまま抱っこされて湯船に浸かった。 「う……めちゃくちゃ焦らされた気分……」 「勃ってんな」 「……あんたが触るからやん」 「ここで最後までされたかったか?」 お風呂場でっていうのはやっぱり興奮するし、濡れても大丈夫やから片付けも楽。……でもやっぱりベッドでゆっくり落ち着いてする方が好き。 「ううん。ベッドがいい」 「俺も。その方がゆっくりできるし、お前が気失っても楽だからな。」 「……気失うまでしやんかったらいいのに」 「我慢できないから」 体が温まり、お風呂から出て裸のまま向かった寝室。 ベッドに座るとキスされて、優しく押し倒された。 「ん、っはぁ……」 背中に手を回して何度も唇を貪り、首筋に胸にキスを落とされる。 乳首をじゅっと吸われ、落ち着いていたペニスもまた首をもたげ始めた。 解された後孔にまた指が挿入され、中の具合を確認するようにぐるりと内壁を一周撫でられる。 指が増やされてグチュグチュ音が鳴り出す。気持ちいいけど今度は前立腺も奥も……俺の好きなところに一切触れてくれなくて、もどかしさに涙が目に溜まった。 「あっ、なんでぇ……?なんで、触ってくれやんのっ?」 「んー?」 「はぁっ、あ、ぅ……ん!や、もっと、もっと触ってよぉ!」 指先が前立腺を掠める。もっと欲しくて睨みつけると、口元に笑みを浮かべた幸鷹が俺の股間に顔を近づける。 「んっ、あ、いやっ!あかん、待って!そんなんしやんでいいから……っあ!」 「あー」 パクッと勃起した俺のペニスを咥えた幸鷹。 慌てて手を伸ばし止めさせようとすると、前立腺を強く引っ掻かれて、体が弓なりに反れた。

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