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第1350話*
「あ、にう、え……」
「うん、何だい? 何でも言ってごらん?」
「んっ……」
身体を倒され、下半身が密着したことでより一層圧迫感が増す。
思わず息が詰まったが、それでも何とか首を捻って兄を見上げた。
「俺……兄上のせいで、こんなにはしたなく……なった……。もうどこにも行けないし、兄上以外とは、暮らせない……」
途切れ途切れに発する言葉を、兄は「うんうん」と聞き続けてくれる。
「でも……俺たちに、寿命はないから……ホントに、永遠に……生き続けることになるから……もしかしたら、いつか、はしたない俺が、嫌になる時もくるかもしれない……。そうなったとしても、兄上は……ちゃんと、責任とってくれよ、な……」
「ふふ、当たり前じゃないか。今更何の心配をしているの?」
にこりと微笑み、兄が髪を撫でてきた。次いで顎に手を添えられ、やや強引に唇を塞がれる。半開きの口に舌を差し込まれ、たっぷり唾液を送り込まれた。
「お兄ちゃんが弟の面倒を見るのは当たり前。お前がどうしても一人暮らししたいとか、私のことが生理的に無理になったとか、そういうことがあれば別だけど……私自身はお前を手放す気は毛頭ないからね。お前がどんなに淫らではしたなくなっても、それは私の教育の賜物だから心配しなくていい。むしろ『よく成長したね』って褒めるところなんだ」
「んんッ……! ふ、う……ンッ!」
「可愛いアクセル……愛してるよ。不安になるなら何度でも言ってあげる。お前がどんな風になっても、私がお前を見捨てることは永遠にないよ……。だから安心して、思う存分乱れていなさい」
「あっ、あっ! ああっ、あん!」
いきなりガツン、と腰を叩きつけられ、甲高い嬌声が上がった。
背面から突かれているのでいつもとは違う角度で先端が当たり、直腸の曲がり角もゴリゴリ刺激されてしまう。
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